2月19日(水)、公益財団法人日本バレーボール協会が2020年度男子日本代表チームの登録メンバーを発表。2014年に選出されて以来、エースとして日本代表をけん引する石川祐希(キオエネ・パトバ/イタリア)も、東京オリンピックでのメダル獲得へ向けた戦力として名を連ねた。
19日、その石川が所属事務所を通じてコメントを発表。登録メンバー選出を受けての心境を発表した。
「代表チームに選ばれ、大変光栄に思いますし、とても幸せなことだと思っています。東京オリンピックが開催される今年は、自分自身にとっても日本のバレーボールにとっても、非常に重要な代表シーズンになるので、とにかく結果にこだわってプレーしたいです。自分が今まで積み上げてきたことを、すべて出しきるつもりで、今までの一番高いパフォーマンス、最高のパフォーマンスを、この代表期間で発揮できるように戦っていきたいと思います」と意気込んだ。
現在、イタリア・セリエAで活躍中の石川。「代表チームへの合流は遅れますが、オリンピックでも対戦することになるだろう選手が多くいるここイタリアで、まず個人としてどれだけの結果が残せるか、どれだけレベルアップができるかが、オリンピックでの結果にも大きく関わってくると思います。僕のシーズンはまだ終わってはいないので、残りのリーグ6試合とプレーオフが終わるまでは一戦一戦に集中して、少しでも良い結果をもって代表に合流できるように、そのための最高の時間、充実した時間を過ごすことだけを考えていきたいです」と、続けた。
3月2日(月)から本格的に始動する男子日本代表。石川はイタリアでのシーズン終了後に合流する予定だ。