Vリーグ参入を目指し「フラーゴラッド鹿児島」が発足
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- 2021.04.12
記者会見で意気込むスタッフ陣【写真:チーム提供】
バレーボールのトップリーグ「V.LEAGUE」への参戦を目指して「フラーゴラッド鹿児島」(小園康夫代表)が鹿児島市に結成された。
4月5日(月)には発足記者会見が実施された。フラーゴラッド鹿児島は、鹿児島商高OBを中心に2012年に結成された「Kagoshima Cherry Blossoms」が前身。2014年には長崎国体成年男子の部で4位に入賞し、2018年には全日本6人制クラブカップ男子選手権大会で優勝を飾るなど、実績を残してきた。
そして2021年、チームは一般社団法人「鹿児島スポーツプロモーション」を設立。チーム名を「フラーゴラッド鹿児島」に改名し、新たなスタートを切った。チーム名のベースは、チームが栽培に取り組む「いちご」をイタリア語で表した「Fragola」。世界最高峰リーグ、イタリア・セリエAを連想させ、“鹿児島から日本の最高峰を目指したい”という思いが込められている。そこに、鹿児島弁の「いっど!」「やっど!」「きばっど!」など、前向きな言葉の語尾を組み合わせて、「フラーゴラッド」と命名された。
バレーボール熱が高い鹿児島で、子どもたちの希望の光となれるよう、そして、地元の選手たちが再び“故郷鹿児島”で活躍し、地域に密着・貢献しながら地域創生に尽力できるように。川畑俊輔ゼネラルマネージャーは、「県民から応援されるチームを構築していきたい」と意気込む。V参入へ向けて、まずは地元大学生と強化提携を結び、所属選手としてチームに登録しながら選手育成とチーム強化を図るという。2023年のV3リーグ参戦、そしてチーム構想10年目となる2028年には「V1リーグ昇格」を目指して活動を行っていく。