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栗原恵が引退会見。「ホッとしている」

笑顔で会見に臨んだ栗原

 

 6月4日に現役引退を発表した、元日本代表でV.LEAGUEでも活躍した栗原恵さんが、都内のホテルで会見を行った。

 冒頭、「私、栗原恵は531日をもって前所属チーム、JTマーヴェラスの契約満了と同時に引退することを決めました。やりきったという晴れやかな気持ちで今朝を迎えられました」と、笑顔であいさつに立った栗原さん。引退の意思は、前所属チームの日立リヴァーレを離れる際に固まっており「この1年やりきろうという思いでプレーしていました」と、引退を覚悟した1シーズンのチャレンジだったという。

 最後の試合となった今年5月の黒鷲旗のあとも、JTマーヴェラスの吉原知子監督から引き止めの言葉があり、「今やっとこうして皆さんの前で発表できて正直ホッとしています」と明かした。

 黒鷲旗では毎日楽しんでプレーすることができたと語り、試合のあとには「みんなのことが大好き、ありがとう」と、チームメイトに伝えられたことが、とても印象に残っているという。また、両親にはそれぞれ、メールやラインで報告。「父からは“お疲れさまでした。メグのおかげで私たちも楽しませてもらいましたありがとう”と返信が来ました」と、その文面を見て涙がこぼれたそう。

 今後は、「自分に何ができるか勉強しながら、バレーボール界、スポーツ界に恩返しできれば」と、栗原さん。

 つらいときはファンの方々の声が励みになったと語り、「けがも多くてみなさんに心配をおかけしましたし、すごくたくさんのことがありましたが、バレーボール人生の目標として“やってきてよかったと笑顔で言えるように”と思っていました。最後は思い描いていた通り。何より幸せな選手生活でした」と、小学校4年生から始まった約25年間のバレーボール人生を、さわやかな笑顔で振り返った。

  

 

※好評連載中の「THIS is Megu’s LIFE」には栗原さんのコラムが掲載されています。6月14日発売の月刊バレーボール7月号もご覧くださいませ。

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