公益財団法人日本バレーボール協会は19日、都内で臨時理事会を開き、嶋岡健治会長の続投を決めた。任期は2年で2期目になる。副会長には、岡野貞彦氏(重任/経済同友会 常務理事)、松下敬氏(新任/出光興産株式会社 取締役副社長執行役員)が決定した。
会見した嶋岡会長は「本日理事会で、これまでの方針を継続するとともに、あと1年に迫った東京オリンピック後のバレーボール界においても新しいチャレンジが必要ということを理事一同で確認しました。短期的には東京2020オリンピックでよい成績を上げられるよう、強化に最大限の注力を図ります。また2024年のパリ大会を見据えたアンダーカテゴリーの強化も視野に入れて、全面的に代表チームをバックアップしたい。また、中期的には2020年以降のスポーツ界の状況の変化に柔軟に対応できる施策を図り、協会運営を安定させたい」と語った。さらには、協会の財務体質改善や体罰問題などについても言及した。
18日の評議委員会で八田茂専務理事が選任されなかったが後任は置かず、業務執行理事の数を増やして対応していくという。