新型コロナウイルス感染症拡大を鑑みての試合中止などさまざまな状況がある中、決意をもって自身の現役生活に終止符を打つこと、あるいはチームを離れる意思を表明したVリーガーたち。これまで、3月10日時点(男子編/女子編)、3月31日時点(男女編)、4月3日時点(男女編)、4月17日時点(男女編)、4月22日時点(男女編)、4月30日時点(男女編)、5月12日時点(男女編)、5月16日時点(男女編)、5月28日時点(男女編)、6月4日時点(男女編)、6月11日時点(男女編)でのV.LEAGUE男女退団選手・スタッフ情報をお伝えしたが、今回は7月9日時点での退団・移籍希望情報をまとめて掲載する。
これまで、全国のバレーボーラーたちに夢と希望を与え、観客を魅了してきた選手たち、そしてチームを陰で支えたスタッフたち。その活躍に「ありがとう!」。
※各選手のコメントはチーム公式ホームページより抜粋
【V1女子】 ※チーム名をクリックすると各チームの公式HPへ移動します
【退団】
■シニアード・ジャック
「日本でプレーするのは、プロとしてプレーするようになってからずっと夢でした。デンソーが夢をかなえる機会を与えてくれたことに感謝しています。 デンソーでプレーをして、自分自身やゲームについてもっと学ぶことができ、新しい言葉や日本文化についても学ぶことができました。 また家族のような新しい友達を作ることができました。別れを告げるのはとても難しいですが、いつかまた一緒にプレーをして新しい思い出を作れたらいいなと思います。また会いましょう!」
ミドルブロッカー/身長197センチ/1993年11月8日生まれ/トリニダード・トバゴ共和国出身
■ジャン ティ タン トゥイー
「2019-20の1シーズンのみでしたが、私を受け入れていただきありがとうございました。天皇杯や黒鷲旗が中止となったことはとても残念でしたが、デンソーエアリービーズの一員としてファイナルまで戦えたことは、私にとって大変貴重な経験となりました。日本のリーグは初めての挑戦でしたが、チームワークの良さや日本人のやさしさ、自分自身のプレーを見直すことができましたので、今後に活かしていきたいです。また、ファンの方々やスポンサーの皆様にはたくさんサポートしていただきとても愛されている素晴らしいチームだと思いました。またデンソーエアリービーズでプレーできる日を楽しみにしています」
オポジット/身長193センチ/1997年11月12日生まれ/ベトナム出身
【引退】
■新鍋理沙(しんなべ・りさ)
「この度、現役選手としての活動を引退することを決めました。小学校1年生から始めたバレーボールは、私にとって生活の全てでした。そのバレーボールの現役を引退することに、まだ実感が湧きません。
久光製薬スプリングスに入団して11年間、苦しいときも楽しいときもありましたが、大好きなバレーボールを続けることができました。それもこれも支えていただいた皆様のお陰です。
学生時代にバレーボールを指導していただいた恩師、いつも練習に付き合ってくれたチームスタッフ、ボールを繋いでくれた仲間、何より全国の会場で声援を送っていただいたファンの皆様、本当に沢山の方々のご指導とご声援に支えられバレーボールを続けてくることが出来ました。そのすべての皆様に心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございました」
アウトサイドヒッター/身長175センチ/1990年7月11日生まれ/延岡学園高/鹿児島県霧島市出身
■帯川きよら(おびかわ・きよら)
「今シーズンをもって引退することに決めました。シーズン終盤に大きな怪我をして、絶望のどん底にいる中で多くの方に支えてもらったり、復帰を待ち望んでくれたり、色んな方のおかげで手術もリハビリも乗り越えてくることができました。その中で辞めてしまうというのは、その温かい気持ちを裏切るような気がして本当に申し訳ないのですが、リハビリをしていく中で、自分の心の中にバレーじゃない人生を生きてみたいという気持ちが生まれてきました。
プレーしている中では辛いことや苦しいこと、かなわないことなど、何とも言えない気持ちと葛藤することの方が多くありましたが、バレーを通じて素晴らしい出会いに巡り合えたこと、人として成長させてもらえたこと、何よりもファンの皆様、チームメイト、スタッフに恵まれたことに感謝しています。
何をするにも三日坊主だった私が、バレーをここまで全力で続けられることができたのは、どんな時にも変わらずに応援してくれた皆様のおかげです。久光に入団してからはより毎日全力でバレーに取り組んでいたのでいつ辞めても後悔はしないと思ってやってきました。なので、私自身としてはここで辞めることに悔いはありません。
最後になりますが、バレーを始めた時から引退する今日までいつもどんな時も支えてくれた両親に心から感謝しています。本当にありがとう。また、応援してくれたファンの皆様の存在は、頑張ろうという気持ちの原動力になりました。応援してくださり本当にありがとうございました」
ミドルブロッカー/身長183センチ/1993年5月31日生まれ/東海大付三(現・東海大付諏訪)高→筑波大/長野県茅野市出身
【退団→大阪国際大女子バレー部監督】
■福田康弘(ふくだ・やすひろ)
「平素より東レアローズ女子バレーボール部に対しましてご支援、ご声援賜り誠にありがとうございます。
さて私ごとでありますが7/1(水)付けにて大阪国際大学女子バレーボール部監督へ就きましたことご報告させて頂きます。
女子アローズ在籍中は大変多くの方々よりご指導いただき、温かいご支援を頂きながら活動することが出来ました。本当にありがとうございました。今後は東レ女子アローズや代表チーム活動で培った経験を存分に活かしながら、学生への指導、育成、チーム強化に粘り強く取り組む所存です。勝っても負けても変わらずに熱いエールを送って頂きました多くのファンの皆様、これまでお支え頂きました選手保護者の皆様、学校関係の皆様、JVA・Vリーグ機構関係の皆様、東レグループ関係者の皆様、この場をお借りしまして改めて御礼申し上げます。
引き続き『東レアローズ』また『大阪国際大学』をよろしくお願い申し上げます」
副部長/1972年12月22日生まれ/法政大/神奈川県横浜市出身
【退団】
■白岩蘭奈(しらいわ・らんな)
「いつもたくさんの温かいご声援ありがとうございます。この度KUROBEアクアフェアリーズを退団する事になりました。1年という短い間でしたが、たくさんのご声援ありがとうございました。V1リーグという舞台を経験することができ、この場でバレーボールができた事をとても嬉しく思います。
この1年間を通して、KUROBEアクアフェアリーズがファンの方、会社の方、地域の方をはじめたくさんの方に支えられているチームということを改めて実感しました。私自身、この世界に入り初めての経験の連続で戸惑うことがありましたが、いつも温かい言葉をかけてくださる会社の方々、富山県民のファンの方はもちろん、遠くからも応援の言葉を下さるファンの方々、家族、恩師、友人、の支えがあったからこそどんな苦悩にも立ち向かうことができました。
ここで経験したことを活かし、たくさんの出会いに感謝の気持ちを忘れず頑張りたいと思います。本当にありがとうございました。これからもKUROBEアクアフェアリーズの応援をよろしくお願いいたします」
アウトサイドヒッター/身長169センチ/1996年9月21日生まれ/利府高→新潟医療福祉大/宮城県仙台市出身
【引退】
■松下紗也(まつした・さや)
「いつもブルーキャッツを応援して頂き、ありがとうございます。この度、現役を引退することに決めました。
この5年間、たくさんの経験をさせて頂きました。楽しい事ばかりではなく、苦しいこともたくさんありましたが、どんな時でも応援してくださったファンの方々や会社の方々、家族、友人の力が大きな支えになっていたと痛感しました。
そしてこの恵まれた環境の中で最高のチームメイト、チームスタッフとバレーボールが出来たこと、バレーボールを通して多くの方に出会えたことは私にとって大切な宝物です。
ここで学んだ事をこれからの人生にも生かして頑張りたいと思います。
最後になりますが、応援し続けてくださった皆さん、ありがとうございました!
引き続きPFUブルーキャッツの応援をよろしくお願いします!」
ミドルブロッカー/身長177センチ/1996年9月14日生まれ/古川学園高/長野県長野市出身
【V2女子】 ※チーム名をクリックすると各チームの公式HPへ移動します
【退団】
■小室祐里(こむろ・ゆり)
6月23日付で退団
オポジット/身長165センチ/1996年1月3日生まれ/札幌大谷高→嘉悦大→三菱ufj銀行/北海道南富良野市出身
【V2男子】 ※チーム名をクリックすると各チームの公式HPへ移動します
【退団】
■松下大悟(まつした・だいご)
「この度、サンホークスを引退することとなりました。これまで応援して下さった職場の皆様、ファンの皆様本当にありがとうございました。シーズン中は最優秀新人賞、敢闘賞を受賞できたのも皆様の応援あっての事だと感謝しております。今後は社業に専念しますが、今後ともサンホークスの応援をよろしくお願いします!」
オポジット/身長180センチ/1997年10月31日生まれ/大村工高/長崎県南松浦郡出身
【退団】
■後藤優介(ごとう・ゆうすけ)
「1年間という短い期間でしたが、素晴らしい経験、出逢いがありました。またどこかでお会いしましょう!」
アシスタントコーチ/1983年9月19日生まれ/北海学園大/北海道札幌市出身
■北村洋二郎(きたむら・ようじろう)
「1シーズンという短い期間でしたが一生忘れない貴重な経験ができました。関係の皆様に感謝申し上げます」
マネジャー/1992年3月13日生まれ/北海道教大札幌/北海道札幌市出身