7月5日(金)から13日(土)までイタリア・ナポリで開催されている『第30回ユニバーシアード競技大会(2019/ナポリ)』のバレーボール競技。12日(金)、男子ユニバーシアード日本代表はセミファイナルラウンド(5-8位)でチャイニーズタイペイと対戦。セットカウント3-1で勝利を飾った。
日本のスターティングメンバーは、小林光輝、樋口裕希、村山豪、宮浦健人、高梨健太、樫村大仁、リベロは小川智大。
第1セット、出だしから、樫村の好レシーブを樋口が得点につなげるなど粘りを見せた日本。一進一退の展開に。その後も、高梨のバックアタックや小林の守備、村山のクイックが冴えたがなかなか点差は開かず21-21と拮抗した試合が続いた。しかし、相手のスパイクミスで31-30と日本が優位に立つと、最後は勝岡将斗がつないだボールを高梨が決め33-31。接戦をものにした。
第2セットは、相手のブロックやダイレクトスパイクが決まり6-4とチャイニーズタイペイがリードを奪う。日本は、7-11と点差を広げられたところで勝岡を投入。すると、その勝岡が期待に応える活躍を見せた。村山のブロックや樫村の速攻も決まると、16-14と日本が逆転。終盤も相手の猛追をかわした日本は、宮浦のスパイクで22-19。その後、小林のブロックで25点目を奪うと日本がセットを連取した。
第3セットは、第2セットで日本に流れを持ち込んだ勝岡をスタートから起用。序盤は咲いての鋭いジャンプサーブに苦戦した日本だったが、村山の速攻や宮浦のサーブで応戦。しかし、19-14と相手に少しずつリードを許すと、終盤、宮浦に代わり新井雄大をコートへ投入。だが、それでも流れを変えられなかった日本は、第3セットを奪われ勝負は第4セットに持ち込まれた。
その第4セット、小林のサーブから村山のダイレクトスパイクが炸裂。宮浦のサーブも光り日本ペースで試合は進んだ。しかし、その後日本にミスが出ると9-13と追う展開に。それでも中盤、樫村の速攻やサーブも冴え19-19とチャイニーズタイペイをとらえた日本。最後は、高梨や小林の活躍もありセットを奪取。接戦を制し勝利を果たした。
なお、日本の次戦は13日(土)、5-6位決定戦をチェコと戦う。(現地時間14:30~) 最後まで、男子ユニバーシアード日本代表への熱いご声援を!
【試合結果】
日本 3(33-31,25-23,16-25,25-22)1 チャイニーズタイペイ
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