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春高2025

女子U20世界選手権/ロシアを撃破、決勝戦進出

  • アンダーエイジ
  • 2019.07.21


 12日(金)から21日(日)までレオン、アグアスカリエンテス(メキシコ)で開催されている『第20回女子U20(ジュニア)世界選手権大会』。20日(土)、女子U20日本代表はセミファイナルラウンド(1-4位)でロシアと対戦。日本は見事フルセットの激戦を勝ち切り、銀メダルを獲得した2013年(第17回)大会以来の決勝戦進出を決めた。

 

 日本のスターティングメンバーは、中川つかさ、西川有喜、山田二千華、曽我啓菜、石川真佑、平山詩嫣。リベロは水杉玲奈。初戦から変わらぬメンバーで準決勝戦に挑んだ。また、試合を通して全選手がコートに立ち、総力戦で決勝戦への切符を勝ち取った。

 

 第1セット、立ち上がりはサイドアウトの奪い合いに。しかし、相手のブロックに苦しめられると7-11。ロシアにリードを許した。中盤、山田の好レシーブから石川がスパイクを決め14-13と逆転するも、その後ミスや被ブロックで再び15-20とロシアリードの展開に。最後は身長196センチの相手選手のクイックが炸裂。18-25でロシアにセットを先取された。

 

 第2セット、西川、山田、石川らのスパイク、平山のクイックなどで奮闘した日本だったが序盤は互角の戦いに。中盤、中川(つ)のサーブからチャンスを作った日本は、曽我のスパイクなどで16-10。その後も19-13と日本が先行した。しかし、サーブミスを機に19-20まで追い上げられると先にセットポイントを奪ったのはロシア。だが、そこから山田のスパイクでジュースとすると、曽我のライト攻撃で25-24。最後はブロックで26点目を奪い、日本がセットを奪取した。

 

 第3セット、山田のクイック、曽我のブロック、西川のサービスエースなどで6-2とリードを奪った日本。さらに西川、石川の攻撃でリードを広げると、山田や曽我のライト攻撃も効果的に決まり18-10。終盤には相手ミスも出ると、流れに乗った日本が押し切りセットを連取した。

 

 第4セット、序盤は日本が先行したが、身長197センチの相手ミドルブロッカーのブロックで5-9。その後は相手ペースで試合が進み、7-16と相手に大きくリードを許した。宮部愛芽世が起用されると期待に応える活躍で連続得点をあげたが、それでも12-20。さらに中川美柚や園田風音を投入し流れを変えたい日本だったが、なかなか差は縮まらず18-25でセットを落とした。

 

 運命の第5セット。山田のクイックや曽我のフェイントで好調なスタートを見せた日本。石川もダイレクトスパイクで魅せ、西川も奮起。8-5とリードを奪いコートチェンジとした。その後、山田が相手のクイックを止め11-6と差を広げるも、ロシアのネットインサーブや2枚替えでの攻撃で13-12。日本は追いすがるロシアを前にタイムアウトを要求した。すると、そこから平山が連続でクイックを決め15-12。見事にフルセットの熱戦を制し、勝利を手にした。

 

 なお、次戦は現地時間の21日(土)20:00~、金メダル獲得をかけてイタリアと決勝戦を争う。

(写真:FIVB)

 

【試合結果】

日本 3(18-25,26-24,25-13,18-25,15-12)2 ロシア

※大会日程の詳細はこちらから

 

女子U20日本代表
フルセットの末ロシアを破った日本
得点源として活躍する石川
チーム一丸となって戦った日本

高さを誇るロシア


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