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女子日本代表/オランダ親善試合は両日惜敗


写真はネーションズリーグより【photo:FIVB】

 7月27日(土)、ハーグ(オランダ)で開催された『オランダ親善試合』の二日目。女子日本代表が、オリンピック予選を翌週に控えたオランダ代表と国際親善試合を行った。

 

 日本のスターティングメンバーは、佐藤美弥、黒後愛、荒木絵里香、新鍋理沙、古賀紗理那、奥村麻依、リベロは山岸あかね。

 

 第1セット、オランダに粘りのディフェンスから攻撃を決められ、1-5と劣勢でのスタートとなった日本。サービスエースも決められ4-11と苦しい展開に。5-15でセッターを佐藤から田代佳奈美に交代。それでもオランダペースで試合は進み、8-19。最後までリズムを作れなかった日本は大差でセットを落とした。

 

 第2セット、古賀に代わり石井優希を起用。好レシーブを連発したオランダに5-8と序盤はリードを許したが、田代のサーブを起点に連続得点。10-9と日本が逆転した。新鍋のブロックや奥村の速攻で16-13としたが、オランダも連続得点をあげ16-15と詰め寄られた。しかし、その後は新鍋のポイントや黒後のバックアタックでセットポイントをつかむと、オランダのサーブミスで日本がセットをものにした。

 

 第3セット、序盤は連続得点をあげたオランダが3-6とリード。そこから石井のブロックや黒後のサービスエースで8-7と逆転に成功した。拮抗した展開のまま終盤に突入したが、荒木のサービスエースで21-19。日本が一歩リードを奪った。するとオランダにミスが出て24-21。最後は相手ミスで25-23。日本が勝利に王手をかけた。

  

 第4セット、メンバーを全員入れ替えてスタートした日本。立ち上がりはリードしたものの、オランダのサーブに崩され逆転を許すなど一進一退の展開のまま中盤へ。宮下遥のサービスエースで13-11。古賀のサービスエースも出て15-12と日本が点差を広げた。しかし、オランダも速攻から勢いづき連続得点し15-16と追いすがる。日本も長内のスパイクで17-16と粘り終盤まで競り合いが続いたが、最後はオランダのブロックで23-24。日本は自陣のミスでセットを失った。

 

 第5セット、古賀のサービスエースで2-0とリードした日本。しかし、オランダもサービスエースやブロックを決め流れを崩さなかった。それでも日本は食らいつき、長内のサービスエースや鍋谷友理枝、黒後のポイントで14-13と日本がマッチポイントを先取。しかし、オランダのバックアタックでジュースの展開になると、サイドアウトの応酬に。それでも最後は、19-19からオランダのブロック、日本のミスで19-21。競り合いの末、日本はオランダに敗れた。

 

■試合結果 

日本 2(13-25,25-23,25-23,23-25,19-21)3 オランダ

8月は、深谷市(埼玉県)で女子日本代表の試合が見られる!

【2019女子バレーボール国際親善試合】

■8月10日(土)、11日(日) @深谷ビッグタートル

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