8月3日(土)~11日(日)までネーピードー(ミャンマー)で開催されている『第3回アジアU23男子選手権大会』。11日(日)、日本は3位決定戦でパキスタンと対戦。見事にセットカウント3-0で勝利を飾り、銅メダルを獲得した。なお、戦評は以下の通り。
【photo:AVC】
日本のスターティングメンバーは、大塚達宣、佐藤駿一郎、宮浦健人、新井雄大、村山豪、牧山祐介、リベロは堀江友裕。
第1セット、大塚のサーブから相手のミスを誘った日本が得点を先取。そこから、宮浦の活躍や佐藤のブロックで8-4とリードを広げた。中盤も新井のバックアタックや相手ミスで18-12とペースを保った日本。一時は3点差まで点差をつめられたものの、新井のプレーで悪い流れを断ち切ると、宮浦や富田将馬のサービスエースで再び勢いづいた。最後は村山のクイックが決まり日本がセットを先取した。
第2セット、富田がスタートからコートへ。序盤は相手にサービスエースを決められ、日本にコンビミスも出ると5-8。さらに6-11と日本は相手を追う展開となった。中盤、佐藤のクイックや新井のブロックで差をつめたが、またも離されて12-18。そこで日本は、金子聖輝と渡邉晃瑠を2枚替えで起用した。終盤もサービスエースを決められ17-21と追う展開が続いたものの、村山や新井のブロック、相手ミスで23-23と同点に。佐藤のサービスエースでセットポイントを奪うと、最後は相手ミスに助けられ日本がセットを連取した。
第3セット、佐藤の活躍などで4-1と日本が先行。そこから連続失点で5-5となるも、村山や牧山のサービスエースで10-7と日本が再びリードを奪った。中盤も新井が難しいトスを決め、宮浦のサーブで相手ミスを誘い15-11。終盤も粘りを見せた日本は、追いすがる相手を引き離し奮闘。佐藤のブロックや大塚のスパイク、新井のバックアタックで24点目を奪った。最後は相手のサーブミスでゲームセット。見事に勝利を飾り、日本が銅メダルを獲得した。
<試合結果>
日本 3(25-18,25-23,25-18)0 パキスタン
<最終成績(8位まで)>
1位:チャイニーズタイペイ
2位:インド
3位:日本
4位:パキスタン
5位:カザフスタン
6位:中国
7位:オーストラリア
8位:スリランカ
<個人賞(日本選手該当分のみ)>
ベストアウトサイドスパイカー:新井雄大
ベストミドルブロッカー:村山豪