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アジア女子選手権/カザフスタンに勝利で開幕2連勝

 18日(日)~25日(日)までソウル(韓国)で開催されている『第20回アジア女子選手権大会』。19日(月)、日本はカザフスタンと対戦。セットカウント3-0で勝利をあげ開幕2連勝とした。なお、戦評は以下の通り。

【photo:AVC】

           

 

 今大会、U20世界選手権優勝メンバーほか2020年以降も見据えたチームで挑む日本。スターティングメンバーは、関菜々巳、長内美和子、山田二千華、曽我啓菜、石川真佑、平山詩嫣、リベロは水杉玲奈。

 

 第1セット、山田のサービスエースや曽我の攻撃が決まり、序盤から5-1と日本がリード。さらに12-5まで差を広げた。終盤も、山田や平山の速攻などで21-13。終盤は日本に連続失点が出たものの、逃げ切りセットを先取した。

 

 第2セットも、立ち上がりは連続ブロックを喫したものの、長内のサーブから連続得点で日本が逆転するなど競り合いが続いた。中盤、ラリーを奪われ12-16と相手にリードを広げられた日本。松井珠己がコートに立つも14-18と追う展開は変わらず。関が戻って連続得点を演出し18-19。しかし終盤、吉野優理のサーブから連続得点とすると22-21と日本が逆転に成功した。最後は石川のスパイクで25-23。接戦を制し日本がセットを連取した。

    

 第3セット、序盤、サイドアウトの応酬からカザフスタンが連続得点し6-8とリードされる。それでも、関と代わった松井のトスから山田が速攻を決めて11-11と相手を捕らえると、石川も得点し13-11。さらに山田のサービスエースでリードを広げ、曽我もフェイントを決めて19-12と突き放した。終盤もカザフスタンが追いすがる中、日本は粘り負けず。最後は山田の速攻で25点目をあげ、日本がストレート勝利を飾った。

 

 日本の次戦は現地時間の20日(火)、予選リーグ最終戦をオーストラリアと戦う。

           

<試合結果>

日本 3(25-19,25-23,25-18)0 カザフスタン

 

 

多彩な攻撃を展開した関
石川(左)や山田(右)も活躍を見せる
技ありのスパイクやブロックで魅せる平山(中央)
得点力を発揮し健闘を見せる長内

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