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春高2025

アジア女子選手権/韓国に勝利し決勝戦進出

  • アンダーエイジ
  • 2019.08.25

 18日(日)~25日(日)までソウル(韓国)で開催されている『第20回アジア女子選手権大会』。24日(土)、日本は準決勝で韓国と対戦。セットカウント3-1で勝利を飾り決勝戦進出を決めた。なお、戦評は以下の通り。

【photo:AVC】

               

 

 今大会、U20世界選手権優勝メンバーほか2020年以降も見据えたチームで挑む日本。スターティングメンバーは、関菜々巳、西川有喜、山田二千華、曽我啓菜、石川真佑、平山詩嫣、リベロは水杉玲奈。

 

 第1セット、立ち上がりは石川のスパイクが連続で決まり5-3と日本がリード。韓国もキム・ヨンギョンの攻撃で5-5と粘りを見せるが、平山の攻撃や相手ミスで11-8と再び日本が優位に立った。しかし中盤、西川のバックアタックで15-11とするも、韓国のブロックにつかまり17-17。そのまま逆転を許した日本は、キム・ヨンギョンを軸に攻撃を仕掛ける韓国の攻撃を止めきれず。セットを先取された。

 

 第2セット、長内美和子が入りスタート。序盤、山田のサーブで崩し、石川がスパイクを決めて4-1と日本がリードを奪った。関がツーアタックで見せ場を作るも、10-10と韓国に追いつかれると中盤は競り合いの展開に。それでも、日本は平山のサービスエースや長内の攻撃で抜け出すと、さらに平山のサービスエース、曽我のライト攻撃で22-16と差を広げた。最後は石川が決めて25-23。粘る韓国を制しセットを奪取した。

      

 第3セット、序盤はサイドアウトの応酬から日本にミスが出て6-8と韓国リードの展開に。ディフェンスからの切り返しで連続得点を許し6-11とされたが、曽我のフェイントなどで10-13と追いすがる。すると中盤、途中出場の松井珠己のツーアタックや曽我のサービスエースで16-16と韓国を捉えた日本。石川が決めて22-21と逆転に成功した。最後はジュースにもつれ込むも、ミスを出した韓国に競り勝ち日本がセットを連取した。

 

 勝負の第4セット、山田のサーブで崩し連続得点。5-2と序盤は日本が優位に立つも、韓国にサーブで攻められ7-7。さらに相手の攻撃が冴え8-10と逆転を許した。そこからサイドアウトの奪い合いとなるも、日本にミスが出て17-21。しかし、韓国もミスが続き21-21と同点に追いつくと、石川のサービスエースで23-21と日本が逆転。韓国も負けじとキム・ヨンギョンが決めて23-23としたが、最後は石川が奮起。スパイクを決めて28-26とすると、粘る韓国を振り切りセットカウント3-1で勝利を飾った。

 

 この結果、日本は決勝戦へ進出。現地時間の25日(日)、大会連覇を懸けてタイと対戦する

               

<試合結果>

日本 3(22-25,25-23,26-24,28-26)1 韓国

  

 

ネット際のプレーでも器用さを発揮した関
大会連覇へ挑む日本
韓国の主将キム・ヨンギョンと握手を交わす松井主将
主力メンバーも躍動した韓国に勝利

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