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春高2025

アジア女子選手権/タイ破り2連覇!MVPに石川真佑

  • アンダーエイジ
  • 2019.08.26

 18日(日)~25日(日)までソウル(韓国)で開催されている『第20回アジア女子選手権大会』。25日(日)、日本は決勝戦でタイと対戦。セットカウント3-1で勝利し、2大会連続5回目の優勝を飾った。大会MVPには、技ありのスパイクで多くの観客を魅了した石川真佑が選出され、同時にベストアウトサイドスパイカー賞も受賞した。なお、戦評は個人賞は以下の通り。

【photo:AVC】

               

 

 今大会、U20世界選手権優勝メンバーほか2020年以降も見据えたチームで挑む日本。スターティングメンバーは、松井珠己、長内美和子、山田二千華、曽我啓菜、石川真佑、平山詩嫣、リベロは水杉玲奈。

 

 第1セット、タイに連続サービスエースを決められ序盤はタイペースで試合が進んだが、長内のスパイクで7-7と同点に追いつく。相手ミスで逆転に成功し、曽我のサーブから連続得点とすると、日本は流れに乗った。タイもオヌマーのスパイクで追い上げるが、山田のブロックで23-20。終盤、サービスエースを奪われるなど相手も粘る中、日本が逃げ切りセットを先取した。

 

 第2セット、4-4からブロックとサービスエースを決められ5-8。曽我のサーブで崩し一時は同点に追いついたが、日本にミスが出て8-11と、タイリードの展開が続いた。中盤もサーブレシーブが安定しない日本はタイに連続で速攻を決められ13-17。終盤も相手の巧みな攻撃でほんろうされると、日本はリズムを作れずタイにセットを奪われた

       

 第3セット、序盤は速攻を止められ追う展開となったが、平山のサーブから連続得点し8-8。山田の活躍で逆転すると、長内のスパイクで13-9と日本はリードを広げた。中盤も、ディフェンスが機能してラリーからの攻撃を決め、16-10とタイを突き放すと、相手のミスも出て20-13。さらに、曽我の速攻や平山のブロックでセットをもぎ取り、日本が優勝に王手をかけた。

 

 勝負の第4セット、曽我のブロックや石川のスパイクが決まり3-1とリードした日本。サイドアウトを繰り返し8-8と追いつかれたものの、平山の速攻や曽我のライト攻撃で13-10と再びリード。終盤、23-23と拮抗した展開となったが、最後は石川のサービスエースが決まって25-23。準決勝戦、決勝戦と主力メンバーが躍動したタイや韓国を見事に制し、日本がアジア選手権連覇を成し遂げた。

                 

<試合結果>

日本 3(25-22,18-25,25-18,25-23)1 タイ

 

<個人賞>

MVP、ベストアウトサイドスパイカー:石川真佑

ベストミドルブロッカー:山田二千華

ベストオポジット:曽我啓菜

 

<最終成績>

1位 日本

2位 タイ

3位 韓国

4位 中国

5位 カザフスタン

6位 チャイニーズタイペイ

7位 イラン

8位 インドネシア

9位 オーストラリア

10位 インド

11位 香港

12位 ニュージーランド

13位 スリランカ

  

 

MVPとベストアウトサイドスパイカーを受賞した石川(右)
実力を発揮しアジアNo.1!
堅実なブロック
長内も得点力を発揮
サーブやブロック、スパイクで躍動した曽我
主力メンバーが揃うタイを破っての快挙
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