男子U19世界選手権/イランに敗れ最終成績は6位
- アンダーエイジ
- 2019.09.01
8月21日(水)から30日(金)にかけてチュニス(チュニジア)で開催された『第16回男子U19(ユース)世界選手権』。30日(金)、日本は5-6位決定戦にてイランと対戦。セットカウント1-3で敗れ、最終成績を6位で終えた。また今大会、個人賞には該当しなかったものの、山田大貴が187得点でベストスコアラーランク1位と健闘を見せた。なお、戦評は以下の通り。
(写真:FIVB)
日本のスターティングメンバーは、糸山大賀、柳北悠李、伊藤吏玖、重藤トビアス赳、山田大貴、岩本大吾、リベロは高木啓士郎。
第1セット、序盤から接戦を続け、中盤もイランがブロックを決めれば伊藤が得点をあげるなど一進一退の攻防が続いた。柳北がレフトから決めて16-14と日本が一歩リード。その後、山田がサービスエースなどで連続得点し19-15と点差を広げたが、相手のサーブから連続失点し21-21の同点に。終盤、砂川裕次郎がコートに立ちジュースにもつれ込んだが、最後は相手のブロックで失点。接戦を制せずセットを落とした。
第2セット、序盤からイランの高いクイックやブロック、ライト攻撃を決められ先行を許すが、山田のサービスエースで盛り返し接戦に。中盤、再び山田がサービスエースを奪い、岩本のクイックが決まり16-13。終盤には相手のサービスエースもあって22-20と点差をつめられたが、砂川を起用しブロックに厚みを増すと、イランのミスにも助けられて日本がセットを奪取した。
第3セット、序盤はお互いに譲らない攻防が続く。しかし中盤、イランにリードを許すと、砂川や森居史和をコートに送ったが12-16と点差を広げられる。そこから日本は流れをつかめず、サイド攻撃をイランに止められるなど苦しい展開に。終盤に若林俊希がコートに入るも反撃及ばず。イランにセットを奪われた。
あとがない第4セット、サイドのポジションを入れ替えてスタートした日本。重藤のライト攻撃や山田のレフト攻撃、岩本のクイックなどで8-6とリードを奪った。伊藤のブロックも決まり12-8。中盤、イランはセッターを交替し追いすがるも、山田が得点し16-11と日本リードの展開に。その後、2枚替えで砂川と森居がコートへ。何とかリードを守りたい日本だったが、22-18から相手のサーブとブロックに苦しめられ連続失点。22-23と逆転を許した。終盤、セッター糸山をコートに戻し何とか相手の流れを止めようと試みたが、最後は相手のブロックで25点目を奪われ敗戦。勝利ならず、6位で大会を終えた。
【試合結果】
日本 1(26-28,25-23,16-25,23-25)3 イラン
【最終成績】
1位 イタリア
2位 ロシア
3位 アルゼンチン
4位 エジプト
5位 イラン
6位 日本