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春高2025

女子U18世界選手権/トルコに意地の逆転勝利で開幕2連勝

  • アンダーエイジ
  • 2019.09.08

 9月5日(木)から14日(土)にかけてカイロ(エジプト)で開催されている『第16回女子U18(ユース)世界選手権大会』。6日(金)、日本は予選リーグD組の第2戦でトルコと対戦。セットカウント3-2で勝利し開幕2連勝とした。なお、戦評は以下の通り。

 日本の次戦は8日(日)、予選リーグD組第3戦をペルーと戦う。大会詳細はJVA公式サイトでご確認を。

【写真:FIVB】

 

日本のスターティングメンバーは、加地春花、室岡莉乃、佐藤吉野、小山愛実、西川吉野、樫村まどか、リベロは西崎愛菜。

 

 第1セット、序盤からトルコのスピードあるサーブでレシーブを崩されると、攻撃も高いブロックにつかまり調子をつかめない日本。中盤も西川が得点するも、相手も硬軟織り交ぜた攻撃を仕掛け7-12。その後、室岡の鋭いスパイクなどで追い上げたものの、最後まで相手の攻撃を抑えきれなかった日本。第1セットを先取された。

 

 第2セット、またもトルコの速いサーブに苦しめられた序盤。相手にペースを握られ4-8とリードされる展開に。中盤、ようやく佐藤のサーブで相手を乱すと、西川の強打で得点し流れをつかんだ日本。15-15と同点とした。終盤、サイドアウトの応酬となりジュースにもつれ込むと、西川の連続得点で先にセットポイントを握ったのは日本。しかし、最後は追いつかれた末に日本がはじいたレシーブを押し込まれ、相手にセットを連取された。

 

 勝負の第3セット、西川や室岡のスパイクでブロックアウトを奪い10-6と日本がリード。さらに相手のタイムアウトを挟み、小山の連続サービスエースなどで19-9と日本が大きく点差を広げた。終盤は、トルコにミスも出る中確実に点を重ねた日本。25-12と大差でセットを奪い返した。

 

 第4セット、西川や樫村のブロックで5-2とすると、トルコがタイムアウトを要求。しかし、そこからトルコに追い上げを許し8-7とその後は一進一退の攻防が続いた。終盤、伸びるサーブや速攻で得点するトルコに対し、小山、西川、室岡らが得点を重ねて25-23。日本が意地を見せセットを奪取した。

 

 運命の第5セット、立ち上がりから西川の強打や小山の効果的なサーブが機能し10-3と日本が大きくリードを奪う。この時点でトルコはタイムアウトを使い切ったが、強烈なスパイクや変化のあるサーブで10-6と追い上げるトルコに対し日本もタイムアウトを要求。その後、西崎が好レシーブで得点に結びつけるなど、思い切りのよいプレーで奮闘した日本。粘りを見せ15-9でセットを奪うと、2セットダウンからの逆転でトルコに勝利した。

 

スパイクを放つ佐藤
高さのあるトルコに意地の勝利

<U18女子日本代表>

1 佐藤吉野/MB/米沢中央高2年/183㎝
4 西川吉野/OH/金蘭会高2年/178㎝
5 吉武美佳/OH/金蘭会高1年/180㎝
6 近藤なつみ/S/氷上高2年/171㎝
7 廣田あい/MB/文京学院大女高1年/173㎝
8 小山愛実/OH/共栄学園高2年/176㎝
⑨ 和田由紀子/OH/京都橘高3年/175㎝
10 川上良江/OH/金蘭会高2年/174㎝
11 加地春花/S/駿台学園高2年/172㎝
12 樫村まどか/MB/水戸女高2年/183㎝
18 室岡莉乃/OH/東九州龍谷高2年/161㎝
19 西崎愛菜/L/金蘭会高2年/158㎝

チームマネジャー:遠藤俊郎(山梨学院大)

監督:三枝大地(公益財団法人日本バレーボール協会)

※選手の所属・学年は2019年9月5日現在

※表記は、名前/ポジション/所属・学年/身長 番号に○はキャプテン

※S:セッター、OH:アウトサイドヒッター、MB:ミドルブロッカー、L:リベロ

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