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春高2025

WC2019女子/成長著しいカメルーン制し白星重ねる

  • 女子日本代表
  • 2019.09.18

          

 9月18日(水)、横浜アリーナ(横浜市)にて女子大会4日目が行われた「FIVBワールドカップバレーボール2019」。世界ランキング6位の日本は、その第4戦でカメルーン(世界ランキング17位)と対戦。セットカウント3-0で快勝し、通算戦績を2勝2敗とした。戦評は以下の通り。この勝利を機に、再び勢いを取り戻せるかに注目だ。

 日本の次戦は19日(木)、第5戦を世界ランキング2位の中国と戦う。なお、中国はここまで4勝0敗と全勝。日本は、中国の隙をついた攻撃で無敗の女王相手に攻め入ることができるか、その戦いぶりから目が離せない。なお、大会詳細は大会公式サイトにてご確認を。

           

古賀と石井がチーム最多の12得点をマークし奮闘

 

 日本のスターティングメンバーは、佐藤美弥、石井優希、芥川愛加、長内美和子、古賀紗理那、奥村麻依、リベロは小幡真子。

         

 第1セット、立ち上がりは相手の高さに苦しみ思うように得点できず、4₋9とリードされる展開に。しかし、古賀のスパイクを皮切りに、同じく古賀の2本のサービスエースを含む5連続得点で9-9 の同点に。中盤は、石井の力強いスパイクや奥村のサービスエ ースで 13-10 とリードを広げた日本。その後も連続得点を重ね、25-17 でセットを先取した。

 

  2 セット石井と芥川が得点しスタートダッシュに成功するも、ミスが相次ぎ7-8とリードされる。そこから長内のパワフルなスパイクと奥村のブロックポイントで追いつくと、長内と古賀のサーブで流れをつかんだ日本。 20-15と点差を広げた。20 点以降も、芥川と古賀の攻撃で得点を重ね流れを保った日本。25-17でセットを連取した。

 

  3 セット長内のスパイクとサービスエースなどで得点を重ね、9-3と序盤からカメルーンを突き放す。11-5から石井の相手の隙をつく巧みな攻撃や芥川のブロックで連続得点するも、その後3連続失点し13-8。日本はこの試合で初めてタイムアウトを要求した。すると、17-14で長内に替え宮下遥、佐藤美弥に替え鍋谷友理枝を起用。宮下のサービスエースで19-14、さらに要所で鍋谷が得点するなどベンチの期待に応えると、最後は長内がライトからスパイクを決め25₋20。日本は見事ストレート勝ちを収めた。

 

試合結果

日本 3(25-17,25-17,25-20)0 カメルーン

     

FIVBワールドカップ2019女子大会出場選手

※氏名(所属)/身長/ポジション

2 古賀紗理那(NECレッドロケッツ)/180センチ/アウトサイドヒッター

③ 岩坂名奈(久光製薬スプリングス)/187センチ/ミドルブロッカー

4 新鍋理沙(久光製薬スプリングス)/173センチ/アウトサイドヒッター

5 荒木絵里香(トヨタ車体クインシーズ)/186センチ/ミドルブロッカー

6 宮下 遥(岡山シーガルズ)/177センチ/セッター

7 石井優希(久光製薬スプリングス)/180センチ/アウトサイドヒッター

11 鍋谷友理枝(デンソーエアリービーズ)/176センチ/アウトサイド

12 佐藤美弥(日立リヴァーレ)/175センチ/セッター

13 奥村麻依(デンソーエアリービーズ)/177センチ/ミドルブロッカー

14 小幡真子(JTマーヴェラス)/164センチ/リベロ

16 黒後 愛(東レアローズ)/180センチ/アウトサイドヒッター

18 山岸あかね(埼玉上尾メディックス)/165センチ/リベロ

21 長内美和子(日立リヴァーレ)/175センチ/アウトサイドヒッター

24 芥川愛加(JTマーヴェラス)/180センチ/ミドルブロッカー

28 石川真佑(東レアローズ)/171センチ/アウトサイドヒッター

監督:中田久美(公益財団法人日本バレーボール協会)

    

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