アジア男子選手権/2次ラウンドでパキスタンに快勝
- 日本代表
- 2019.09.19
9月13日(金)からテヘラン(イラン)で開催され、男子日本代表が出場している「第20回 アジア男子バレーボール選手権大会」。ワールドカップバレーの前哨戦ともいえる重要な大会だ。
17日(火)、日本は2次ラウンド(1-8位)でパキスタンと対戦。17日終了時点で大会ベストサーバー1位に君臨する西田有志がチーム最多の16得点をマークするなど奮闘。見事セットカウント3-0で勝利し、通算戦績を4勝0敗とした。負けなしでメダル獲得へと突き進む男子日本代表の活躍から、引き続き目が離せない。なお、戦評は以下の通り。
日本の次戦は18日(水)、2次ラウンド2戦目で韓国と戦う。大会詳細は日本バレーボール協会のホームページにてご確認を。
【写真:AVC】
日本のスターティングメンバーは、福澤達哉、小野寺太志、西田有志、柳田将洋、山内晶大、藤井直伸、リベロは山本智大。
第1セット、立ち上がりはミスが続いたが、西田の得点や福澤のパイプ攻撃も決まって4-4。そこから相手のサーブで崩されミスで失点した日本は、5-8と再びリードを許した。中盤、山内のサービスエースなどで追いついたが、その後もリードされては追いつく展開を繰り返して19-19。ここで西田が決めて20-19と一歩リードを奪うと、途中出場の石川祐希が得点し23-21。最後は福澤のポイントで日本がセットをものにした。
第 2 セット、競り合いながらも日本が先行する展開。柳田や山内のスパイ ク、小野寺のブロックなどで8-7とし、福澤のブロックや柳田のサービスエースで日本は徐々にリードを広げた。終盤、清水邦広と関田誠大を投入すると、その清水が決めて22-18。最後は西田が豪快に打ち込んで日本がセットを連取した。
第 3 セット、メンバーは最初と変わらず。このセットも、柳田のスパイクや山内の活躍で8-5と序盤からリードを奪った日本。西田も確実に決めて12-8とすると、パキスタンはタイムアウトを要求した。さらに相手のミスや小野寺のブロックで20-11。その後は髙野直哉と清水がコートへ。マッチポイントからは連続失点したものの、最後は相手のスパイクミスで勝利。見事ストレート勝利を飾った。
試合結果
日本 3(25-23,25-20,25-21)0 パキスタン
【第20回アジア男子バレーボール選手権大会 出場選手】
3 藤井直伸(東レアローズ)/183センチ/セッター
4 清水邦広(パナソニックパンサーズ)/193センチ/オポジット
5 福澤達哉(パナソニックパンサーズ)/189センチ/アウトサイドヒッター
6 山内晶大(パナソニックパンサーズ)/204センチ/ミドルブロッカー
⑧ 柳田将洋(ユナイテッド・バレーズ<ドイツ>)/186センチ/アウトサイドヒッター
10 古賀太一郎(ウルフドッグス名古屋)/170センチ/リベロ
11 西田有志(ジェイテクトSTINGS)/186センチ/オポジット
12 関田誠大(堺ブレイザーズ)/175センチ/セッター
13 髙野直哉(堺ブレイザーズ)/190センチ/アウトサイドヒッター
14 石川祐希(キオエネ・パトバ<イタリア>)/191センチ/アウトサイドヒッター
15 李 博(東レアローズ)/193センチ/ミドルブロッカー
16 髙橋健太郎(東レアローズ)/201センチ/ミドルブロッカー
18 山本智大(堺ブレイザーズ)/171センチ/リベロ
20 小野寺太志(JTサンダーズ)/201センチ/ミドルブロッカー
※表記は、氏名/(所属)/身長/ポジション