9月19日(木)、横浜アリーナ(横浜市)にて女子大会5日目が行われた「FIVBワールドカップバレーボール2019」。世界ランキング6位の日本は、その第5戦で中国(世界ランキング2位)と対戦。セットカウント3₋0で敗れ悔しい敗戦を喫した。戦評は以下の通り。
日本の次戦は22日(日)、北海きたえーる (北海道札幌市)にて第6戦を世界ランキング3位のアメリカと戦う。なお、アメリカは19日終了時点で5勝0敗と全勝。中国戦での雪辱を果たせるか、日本代表の躍進に注目したい。
また、Bサイトの富山市総合体育館 (富山県富山市)では、海外勢の熱戦が繰り広げられる。ロシアやセルビアなど、東京オリンピック出場チームの対戦が見られる貴重な機会! ご近隣にお住まいの方はぜひ会場へ♪ なお、大会詳細は大会公式サイトにてご確認を。
日本のスターティングメンバーは、古賀紗理那、岩坂名奈、新鍋理沙、石井優希、荒木絵里香、佐藤美弥、リベロは小幡真子。
第1セット、小幡の好レシーブから石井がスパイクを決めて日本が先制。荒木のブロード攻撃などで得点を重ね8-7とリードした。しかし、相手の高いブロックに苦戦を強いられて逆転を許し、12-18で宮下遥と鍋谷友理枝がコートへ。その後も、相手の強烈なスパイクを粘り強く拾って奮闘するも、中国の勢いを止めることができず。日本は17-25 でセ ットを失った。
第 2 セット、新鍋がライトからスパイクを決めて幸先よく得点するも、サーブレシー ブが乱れて8連続失点。 2-9と中国に大きく点差を離された。日本は宮下と長内美和子を2枚替えで起用し、また荒木のサービスエースなどで流れを変えようと試みるも、相手の高さのある攻撃を封じることができず6-13。その後も7-15から守備が崩れ、相手の5本のサービスエースを含む連続失点で7-23。途中出場した石川真佑の得点で追いすがるも、10-25でセットを連取された。
第 3 セット、石川がそのまま入ってスタート。相手の高いブロックに捕まるとミスも相次ぎ、2-6と序盤から中国に主導権を握られた。中盤、新鍋のブロックアウトや荒木のブロード攻撃、石川のフェイントなどで応戦。その後も積極的にメンバーチェンジを行いながら食い下がった日本だったが、高く速い相手のクイックに苦しめられ、ストレートで敗戦を喫した。
試合結果
日本 0(25-17,25-10,25-17)3 中国
『FIVBワールドカップ2019女子大会出場選手』
※氏名(所属)/身長/ポジション
2 古賀紗理那(NECレッドロケッツ)/180センチ/アウトサイドヒッター
③ 岩坂名奈(久光製薬スプリングス)/187センチ/ミドルブロッカー
4 新鍋理沙(久光製薬スプリングス)/173センチ/アウトサイドヒッター
5 荒木絵里香(トヨタ車体クインシーズ)/186センチ/ミドルブロッカー
6 宮下 遥(岡山シーガルズ)/177センチ/セッター
7 石井優希(久光製薬スプリングス)/180センチ/アウトサイドヒッター
11 鍋谷友理枝(デンソーエアリービーズ)/176センチ/アウトサイド
12 佐藤美弥(日立リヴァーレ)/175センチ/セッター
13 奥村麻依(デンソーエアリービーズ)/177センチ/ミドルブロッカー
14 小幡真子(JTマーヴェラス)/164センチ/リベロ
16 黒後 愛(東レアローズ)/180センチ/アウトサイドヒッター
18 山岸あかね(埼玉上尾メディックス)/165センチ/リベロ
21 長内美和子(日立リヴァーレ)/175センチ/アウトサイドヒッター
24 芥川愛加(JTマーヴェラス)/180センチ/ミドルブロッカー
28 石川真佑(東レアローズ)/171センチ/アウトサイドヒッター
監督:中田久美(公益財団法人日本バレーボール協会)
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