サイトアイコン 月バレ.com【月刊バレーボール】

WC2019女子/ケニアに快勝し3勝4敗、日本は現在7位

           

 9月23日(月・祝)、北海きたえーる(札幌市)にて女子大会7日目が行われた「FIVBワールドカップバレーボール2019」。世界ランキング6位の日本は、その第7戦でケニア(世界ランキング20位)と対戦。セットカウント3₋0で快勝した。戦評は以下の通り。

 

 日本の次戦は24日(火)、北海きたえーるにて第8戦を世界ランキング4位のブラジルと戦う。

 

 また、Bサイトの富山市総合体育館 (富山県富山市)では、海外勢の熱戦が繰り広げられる。ロシアやセルビアなど、東京オリンピック出場チームの試合が見られる貴重な機会! ご近隣にお住まいの方はぜひ会場へ♪ なお、大会詳細は大会公式サイトにてご確認を。

                 

 

 日本のスターティングメンバーは、佐藤美弥、石川真佑、岩坂名奈、長内美和子、石井優希、奥村麻依、リベロは小幡真子。

     

 第1セット、長内が両サイドから力強いスパイクを決めるなど、序盤からリズムをつかんだ日本。9-7から長内のアタックに始まり、石川のサーブで相手を崩すなどして5連続得点をあげ相手を引き離した。その後も石井や、途中で入った鍋谷友理枝が得点を重ね流れを保った日本。19-11からミスもあって連続失点を喫したが、流れを失うことなくセットを先取した。

 

  2 セット古賀紗理那と山岸あかねを先発に起用。相手の粘り強い守備からラリーが続くが、相手のミスもあって日本は8-8から3連続得点を奪った。中盤以降は古賀、石井、長内らアタッカー陣が得点を重ね、18-17からは長内のアタックや石井のサービスエースなどでリードを広げた日本。石井のバックアタックで24-19と先にセットポイントを迎えると、 そこから相手の強烈なスパイクなどで3連続失点としたが、最後は途中出場の芥川愛加が得点。粘るケニアを振り切りセットを連取した。

 

  3 セット石井のスパイクで先制点を奪うと、3-3から古賀の硬軟織り交ぜたアタックなどで3連続得点と勢いづいた日本。9-6 からは、芥川のスピード感あふれる攻撃とサービスエースなどでさらにリードを広げた。中盤、相手のパワフルな攻撃を前にサイドアウトの応酬が続くが、石井や鍋谷らアタッカー陣を中心に得点を重ねた日本。相手のミスもあり、リードを保ったままセットポイントを迎えた。 そこから相手の粘りで3連続失点したが、芥川のアタックでゲームセット。日本はストレート勝利を果たし、3勝目をあげた。

      

試合結果

日本 3(25-18,25-22,25-20)0 ケニア

            

FIVBワールドカップ2019女子大会出場選手

※氏名(所属)/身長/ポジション

2 古賀紗理那(NECレッドロケッツ)/180センチ/アウトサイドヒッター

③ 岩坂名奈(久光製薬スプリングス)/187センチ/ミドルブロッカー

4 新鍋理沙(久光製薬スプリングス)/173センチ/アウトサイドヒッター

5 荒木絵里香(トヨタ車体クインシーズ)/186センチ/ミドルブロッカー

6 宮下 遥(岡山シーガルズ)/177センチ/セッター

7 石井優希(久光製薬スプリングス)/180センチ/アウトサイドヒッター

11 鍋谷友理枝(デンソーエアリービーズ)/176センチ/アウトサイド

12 佐藤美弥(日立リヴァーレ)/175センチ/セッター

13 奥村麻依(デンソーエアリービーズ)/177センチ/ミドルブロッカー

14 小幡真子(JTマーヴェラス)/164センチ/リベロ

16 黒後 愛(東レアローズ)/180センチ/アウトサイドヒッター

18 山岸あかね(埼玉上尾メディックス)/165センチ/リベロ

21 長内美和子(日立リヴァーレ)/175センチ/アウトサイドヒッター

24 芥川愛加(JTマーヴェラス)/180センチ/ミドルブロッカー

28 石川真佑(東レアローズ)/171センチ/アウトサイドヒッター

監督:中田久美(公益財団法人日本バレーボール協会)

    

熱戦が繰り広げられているワールドカップバレー2019。世界に挑む日本代表を応援する一冊『スペシャルサポーターズブック RED RISE』は好評発売中!!

お求めはコチラ

モバイルバージョンを終了