9月24日(火)、北海きたえーる(札幌市)にて女子大会8日目が行われた「FIVBワールドカップバレーボール2019」。世界ランキング6位の日本は、その第8戦でブラジル(世界ランキング4位)と対戦。多彩な攻撃や堅実なブロックを展開したブラジルを前に、セットカウント0₋3で悔しい敗戦を喫した。戦評は以下の通り。
日本の次戦は27日(金)、丸善インテックアリーナ大阪(大阪市港区)にて第9戦を世界ランキング1位のセルビアと戦う。
また、Bサイトのエディオンアリーナ大阪(大阪市浪速区)でもは、海外勢の熱戦が繰り広げられる。東京オリンピック出場チームの試合が見られる貴重な機会! ご近隣にお住まいの方はぜひ会場へ♪ なお、大会詳細は大会公式サイトにてご確認を。
日本のスターティングメンバーは、石井優希、荒木絵里香、新鍋理沙、古賀紗理那、奥村麻依、佐藤美弥、リベロは小幡真子。
第1セット、序盤から古賀が力強いスパイクで得点を重ねる。その後も石井や古賀らのつなぎで粘り強さを見せたが、12-13からラリーを制せず日本は6連続失点。途中出場した長内美和子の強打や古賀のバックアタックで連続得点をあげたが、サーブレシーブやスパイクでのミスも重なった日本。14-19から再び6連続失点とすると、ブラジルにセットを先取された。
第 2 セット、このセットから入った石川真佑に序盤からトスが集まる。2-4から奥村のブロード攻撃や石川のバックアタックなど3連続得点と逆転した日本。その後も石井が強弱をつけたアタックで連続得点をあげてリードすると、中盤からは奥村の機動力を生かしたアタックと石井のスパイクからリズムを作った。しかし、17-15から相手のブロックに捕まるなどして4連続失点。新鍋や石川が得点して食らいつくが、20-20から相手のブロックポイントや、攻撃でのミスも重なって連続失点し、反撃及ばずセットを落とした。
第 3 セット、新鍋や石川のスパイクなどで序盤に4連続得点。パワフルで多彩なブラジルの攻撃に対し、奥村や石井のブロック、石川のスパイクでサイドアウトの応酬が続いた。12-12と追いつかれてから相手の連続ミスでリードした日本だったが、16-13からサーブで崩され16-16。その後は新鍋のアタックや奥村のブロード攻撃でリードするも、22-21から連続失点を許すと、石井の力強いスパイクによる追撃も届かず。25 点目を奪われ、セットカウント0₋3でブラジルに敗れた。
試合結果
日本 0(14-25,21-25,23-25)3 ブラジル
『FIVBワールドカップ2019女子大会出場選手』
※氏名(所属)/身長/ポジション
2 古賀紗理那(NECレッドロケッツ)/180センチ/アウトサイドヒッター
③ 岩坂名奈(久光製薬スプリングス)/187センチ/ミドルブロッカー
4 新鍋理沙(久光製薬スプリングス)/173センチ/アウトサイドヒッター
5 荒木絵里香(トヨタ車体クインシーズ)/186センチ/ミドルブロッカー
6 宮下 遥(岡山シーガルズ)/177センチ/セッター
7 石井優希(久光製薬スプリングス)/180センチ/アウトサイドヒッター
11 鍋谷友理枝(デンソーエアリービーズ)/176センチ/アウトサイド
12 佐藤美弥(日立リヴァーレ)/175センチ/セッター
13 奥村麻依(デンソーエアリービーズ)/177センチ/ミドルブロッカー
14 小幡真子(JTマーヴェラス)/164センチ/リベロ
16 黒後 愛(東レアローズ)/180センチ/アウトサイドヒッター
18 山岸あかね(埼玉上尾メディックス)/165センチ/リベロ
21 長内美和子(日立リヴァーレ)/175センチ/アウトサイドヒッター
24 芥川愛加(JTマーヴェラス)/180センチ/ミドルブロッカー
28 石川真佑(東レアローズ)/171センチ/アウトサイドヒッター
監督:中田久美(公益財団法人日本バレーボール協会)
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