10月4日(金)、マリンメッセ福岡(福岡県福岡市)にて男子大会3日目が行われた「FIVBワールドカップバレーボール2019」。世界ランキング11位の日本は、その第3戦でチュニジア(世界ランキング22位)と対戦。高い身体能力を生かし食らいつくチュニジアに対し、日本は多彩な攻撃を展開しストレート勝利を果たした。なお、戦評は以下の通り。
日本の次戦は5日(土)、世界ランキング2位のアメリカと戦う。
また、Bサイトのホワイトリング(長野県長野市)では海外勢の熱戦が繰り広げられている。世界の名プレーヤーたちのプレーをぜひ、会場で体感しよう! なお、大会詳細は大会公式サイト(FIVB/JVA/フジテレビ)にてご確認を。
日本のスターティングメンバーは、小野寺太志、西田有志、福澤達哉、山内晶大、関田誠大、石川祐希、リベロは古賀太一郎。
第1セット、開始早々、西田が強烈なスパイクで得点を重ね、サイドアウトの応酬となる。日本は小野寺のサービスエースや石川のスパイクで連続得点するも、相手の力強い攻撃で一進一退の攻防が続いた。中盤以降も、14-13から山内のクイックやブロックポイントなど3連続得点でリードするが、相手のサービスエースなどで20-20の同点に追いつかれた。 それでも、終盤は福澤と石川のバックアタックなどで押し切り、日本がセットを先取した。
第2セット、山内に代わってセット開始時からコートに入った李博のサービスエースで日本が先制。西田のブロックなど3連続得点で4-1とリードした。その後、福澤のバックアタックを含めた多彩な攻撃で得点を重ねた日本は、15-12から西田のサービスエースや強打など3連続得点でチュニジアを引き離す。終盤、相手のサービスエースや日本のサーブミスから 23-21と2点差に詰め寄られたが、最後は西田がスパイクとサービスエースで連続得点、日本がセットを連取した。
第3セット、出だしは相手のサービスエースで失点したが、小野寺のクイックと西田のフェイントで逆転。2-2から西田の切れ味鋭いサーブなどで3連続得点を奪うと、6-4から石川のスパイクなどで再度3連続得点と日本は勢いづいた。中盤、14-9からは柳田将洋が4本連続でサービスエースを奪い、さらに李の連続サービスエースなどで相手に流れを渡さなかった日本。最後まで日本のぺースで試合を運ぶと、ストレートで勝利し大会2勝目をあげた。
<試合結果>
日本 3(25-23,25-21,25-11)0 チュニジア
<ベンチ入りメンバー14人>
※氏名(所属)/身長/ポジション
1 清水邦広(パナソニックパンサーズ)/193センチ/オポジット
3 藤井直伸(東レアローズ)/183センチ/セッター
5 福澤達哉(パナソニックパンサーズ)/189センチ/アウトサイドヒッター
6 山内晶大(パナソニックパンサーズ)/204センチ/ミドルブロッカー
⑧ 柳田将洋(ユナイテッド・バレーズ)/186センチ/アウトサイドヒッター
10 古賀太一郎(ウルフドックス名古屋)/170センチ/リベロ
11 西田有志(ジェイテクトSTINGS)/186センチ/オポジット
12 関田誠大(堺ブレイザーズ)/175センチ/セッター
14 石川祐希(キオエネ・パドバ)/191センチ/アウトサイドヒッター
15 李 博(東レアローズ)/193センチ/ミドルブロッカー
16 髙橋健太郎(東レアローズ)/201センチ/ミドルブロッカー
13 久原 翼(パナソニックパンサーズ)/188センチ/アウトサイドヒッター
20 小野寺太志(JTサンダーズ広島)/201センチ/ミドルブロッカー
22 山本智大(堺ブレイザーズ)/171センチ/リベロ
監督:中垣内祐一(公益財団法人日本バレーボール協会)
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