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WC2019男子/主力揃いのアメリカにストレートで敗戦

              

 10月5日(土)、マリンメッセ福岡(福岡県福岡市)にて男子大会4日目が行われた「FIVBワールドカップバレーボール2019」。世界ランキング11位の日本は、その第4戦でアメリカ(世界ランキング2位)と対戦。主力選手が揃うアメリカに対し、日本はエース石川祐希をベンチスタート、また、ここまで第一線で奮闘してきた西田有志と福澤達哉を14名にエントリーしない形で応戦。今大会初のベンチメンバー入りとなった大竹壱青や、柳田将洋らも活躍を見せたが、相手のコースをついたサーブにも苦しめられるとお見合いなどミスも目立ちストレートで敗戦を喫した。なお、戦評は以下の通り。

       

 日本の次戦は6日(日)、福岡ラウンド最終戦を世界ランキング7位のアルゼンチンと戦う。

         

 また、Bサイトのホワイトリング(長野県長野市)では海外勢の熱戦が繰り広げられている。世界の名プレーヤーたちのプレーをぜひ、会場で体感しよう! なお、大会詳細は大会公式サイト(FIVBJVAフジテレビ)にてご確認を。

                               

    

 日本のスターティングメンバーは、柳田将洋、髙橋健太郎、清水邦広、久原翼、山内晶大、藤井直伸、リベロは山本智大。

                    

 第1セット、久原のスパイクなど3連続得点でリードした後、3連続失点で逆転を許した日本。その後、清水のスパイクや相手のミスで連続得点するなど、序盤は競り合いが続いた。しかし相手の強烈なサーブに崩され始め、中盤で連続失点を喫する苦しい展開に。終盤、途中出場の大竹壱青選手がサービスエースを奪う場面もあったが、相手の多彩な攻撃を前に防戦一方となり、日本はセットを先取された。

 

 第2セット、髙橋のクイックとブロックで2-0と好スタートを切ったものの、相手のサーブとブロックを前にリズムが作れない日本。6-6からは柳田や山内がブロックに捕まり4連続失点。10-14からは5連続失点とアメリカに大きくリードを許した。終盤、相手のセットポイントから、 途中出場の大竹が連続得点をあげるが、19-25でゲームセット。アメリカにセットを連取された。

 

 第3セット、セット開始からコートに入った髙野直哉や大竹が中心となって得点を重ねるが、8-9から相手のブロックに止められるなど3連続失点を喫した日本。中盤も追う展開となると、13-18から清水や大竹の力強いアタックなど3連続得点で流れを引き戻し、アメリカのサーブミスもあって終盤は競り合いに。しかし、最後は相手の高さある攻撃を前にストレ ートで敗戦。悔しい結果となった。

               

<試合結果>

日本 0(19-25,19-25,21-25)3 アメリカ

 

<ベンチ入りメンバー14人>

※氏名(所属)/身長/ポジション

1 清水邦広(パナソニックパンサーズ)/193センチ/オポジット

3 藤井直伸(東レアローズ)/183センチ/セッター

 大竹壱青(パナソニックパンサーズ)/201センチ/オポジット

6 山内晶大(パナソニックパンサーズ)/204センチ/ミドルブロッカー

 柳田将洋(ユナイテッド・バレーズ)/186センチ/アウトサイドヒッター

10 古賀太一郎(ウルフドックス名古屋)/170センチ/リベロ

12 関田誠大(堺ブレイザーズ)/175センチ/セッター

13 髙野直哉(堺ブレイザーズ)/190センチ/アウトサイドヒッター

14 石川祐希(キオエネ・パドバ)/191センチ/アウトサイドヒッター

15 李 博(東レアローズ)/193センチ/ミドルブロッカー

16 髙橋健太郎(東レアローズ)/201センチ/ミドルブロッカー

17 久原 翼(パナソニックパンサーズ)/188センチ/アウトサイドヒッター

20 小野寺太志(JTサンダーズ広島)/201センチ/ミドルブロッカー

22 山本智大(堺ブレイザーズ)/171センチ/リベロ

監督:中垣内祐一(公益財団法人日本バレーボール協会)

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