10月9日(水)、広島グリーンアリーナ(大アリーナ)にて男子大会6日目が行われた「FIVBワールドカップバレーボール2019」。世界ランキング11位の日本は、その第6戦でオーストラリア(世界ランキング16位)と対戦。オーストラリアは、エースのトーマス・エドガーが出場していないこともあり、得点力に欠ける今大会。日本は石川祐希や西田有志、柳田将洋の活躍も光りストレートで快勝した。なお、戦評は以下の通り。
日本の次戦は10日(木)、広島グリーンアリーナ(大アリーナ)にて、世界ランキング5位のロシアと戦う。ロシアは現在5位(3勝3敗)で、4位の日本(4勝2敗)とは1勝の差。この一戦は今後の順位争いのキーとなる大事な試合となりそうだ。日本はしっかりロシアに勝ち切り、勝ち点を重ねたいところ。
また、Bサイトの広島グリーンアリーナ(小アリーナ)では海外勢の熱戦が繰り広げられる。小アリーナということで座席もコートから近いため、迫力あるプレーを目の前で観戦できる最高の環境となっている。世界の名プレーヤーたちのプレーをぜひ、会場で体感しよう! なお、大会詳細は大会公式サイト(FIVB/JVA/フジテレビ)にてご確認を。
日本のスターティングメンバーは、柳田将洋、小野寺太志、関田誠大、石川祐希、髙橋健太郎、西田有志、リベロは山本智大。
第1セット、石川の連続得点でスタートし、関田のサービスエースなどでさらに得点を重ねた日本。7-2からも髙橋のクイックと石川のバックアタックなどで相手を引き離した。徐々にオーストラリアも立て直し、高さとパワーのある攻撃を繰り出したが、日本は西田を中心に得点しリードを保つ。最後は24-17で石川がサービスエースを奪い、セットを先取した。
第2セット、序盤、相手のブロックに捕まり2-6とリードされたところで、関田に代わり藤井直伸がコートへ。髙橋のクイックでサイドアウトをとると、その後は石川の多彩なアタックなどで追い上げる。16-16からは柳田のスパイクと西田のサービスエースで連続得点をあげてリード。終盤、22-21と1点差に詰め寄られたが、小野寺のブロックや西田のスパイクで押し切り、日本がセットを連取した。
第3セット、藤井がスタートからコートに立ち、序盤は小野寺と髙橋のミドルブロッカー陣を絡めた攻撃を展開。4-5からは西田のスパイクなどで3連続得点、9-8からは相手のミスも重なり4連続得点と日本が優位に試合を進めた。終盤、相手の高い打点からのスパイクや日本のサーブミスで 1 点差に詰め寄られたが、西田が力強いスパイクで得点を重ねると、このセットを取り切り、日本がストレート勝利を収めた。
<試合結果>
日本 3(25-17,25-22,25-22)0 オーストラリア
<ベンチ入りメンバー14人>
※氏名(所属)/身長/ポジション
3 藤井直伸(東レアローズ)/183センチ/セッター
4 大竹壱青(パナソニックパンサーズ)/201センチ/オポジット
5 福澤達哉(パナソニックパンサーズ)/189センチ/アウトサイドヒッター
6 山内晶大(パナソニックパンサーズ)/204センチ/ミドルブロッカー
⑧ 柳田将洋(ユナイテッド・バレーズ)/186センチ/アウトサイドヒッター
10 古賀太一郎(ウルフドックス名古屋)/170センチ/リベロ
11 西田有志/(ジェイテクトSTINGS)/186センチ/オポジット
12 関田誠大(堺ブレイザーズ)/175センチ/セッター
14 石川祐希(キオエネ・パドバ)/191センチ/アウトサイドヒッター
15 李 博(東レアローズ)/193センチ/ミドルブロッカー
16 髙橋健太郎(東レアローズ)/201センチ/ミドルブロッカー
17 久原 翼(パナソニックパンサーズ)/188センチ/アウトサイドヒッター
20 小野寺太志(JTサンダーズ広島)/201センチ/ミドルブロッカー
22 山本智大(堺ブレイザーズ)/171センチ/リベロ
監督:中垣内祐一(公益財団法人日本バレーボール協会)
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