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春高2025

WC2019男子/互いに譲らぬ激闘の末エジプトに勝利

  • 日本代表
  • 2019.10.12

              

 10月11日(金)、広島グリーンアリーナ(大アリーナ)にて男子大会8日目が行われた「FIVBワールドカップバレーボール2019」。世界ランキング11位の日本は、その第8戦でエジプト(世界ランキング13位)と対戦。日本は、攻守で高いポテンシャルを見せたエジプトにじわじわと隙をつかれると、勝負はフルセットへ。最後まで手に汗握る接戦となったが、日本は最後まで集中力を保って勝ち切り6勝2敗。勝ち点で3位のアメリカに1点及ばなかったが、勝敗数では並び4位をキープした。なお、戦評は以下の通り。

           

 日本の次戦は13日(日)、広島グリーンアリーナ(大アリーナ)にて、世界ランキング8位のイランと戦う。アジアのライバルとの一戦に勝利し、翌日のブラジル戦へ向けて勢いづきたいところ。

              

 また、Bサイトの広島グリーンアリーナ(小アリーナ)では海外勢の熱戦が繰り広げられる。小アリーナということで座席もコートから近いため、迫力あるプレーを目の前で観戦できる最高の環境となっている。世界の名プレーヤーたちのプレーをぜひ、会場で体感しよう! なお、大会詳細は大会公式サイト(FIVBJVAフジテレビ)にてご確認を。

                                   

     

 日本のスターティングメンバーは、関田誠大、石川祐希、髙橋健太郎、西田有志、福澤達哉、小野寺太志、リベロは山本智大。

                        

 第1セット、1-2から髙橋のクイックや石川のバックアタックなど5連続得点をあげてリズムに乗ると、8-4からは西田が2本連続サービスエースで追加点。その後もサ ーブで相手を崩し、石川や西田のスパイクに福澤のバックアタックなど多彩な攻撃を展開した日本。相手に流れを渡すことなくセットを先取した。

 

 第2セット、序盤、相手のサーブに苦しみ日本は3連続失点、2-6でタイムアウトを要求し仕切り直しを図る。その後も西田のスパイクや石川のバックアタックなどで食らいつき、サイドアウトの応酬を続けたが、12-14、15-20からそれぞれ 3 連続失点。日本は相手の高さの前に攻めあぐね、点差を詰めることができずセットを落とした。

 

 第3セット、相手のサーブに崩され4連続失点を許す立ち上がりだったが、石川のバックアタックと小野寺のクイックで連続得点をあげ反撃開始。8-10から福澤のフェイ ントと西田のサービスエースで同点とする。一進一退の攻防が続き、21-20から3連続失点を喫するも、石川の連続得点で再び同点に。関田がサービスエースを決めてセットポイントとすると、最後は石川がラリーを制し、日本がセットを奪取した。

 

 第4セット、小野寺のクイックと西田のサービスエースによる連続得点で好スタートを切ると、7-6から福澤のアタックなどで3連続得点とリードを広げた日本。その後も石川や福澤が得点を重ねたが、19-16から3連続失点を許し、拮抗した展開へ。24-22と日本が先にマッチポイントに到達したが、相手のクイックやブロックで 3 連続失点。ジュースでサイドアウトが続いた後、相手のミドルブロッカーにクイックとブロックで連続得点を許し、惜しくもセットを落とした。

 

 第5セット、石川のバックアタックで先制点をあげたが、5-3から石川が相手ブロックに捕まるなど3連続失点。福澤のバックアタックや西田のブロックで逆転すると両者一歩も譲らず試合は進み、10-11で日本はタイムアウトを要求した。その後、石川のバックアタックと西田のサービスエースで再度逆転。1 点を返されたが、小野寺のクイックと途中出場の藤井直伸のブロックでマッチポイントを握った日本。そのまま押し切ってこのセットを獲得し4連勝とした。

                 

試合結果>

日本 3(25-14,18-25,25-23,28-30,15-13)2 エジプト

 

<ベンチ入りメンバー14人>

※氏名(所属)/身長/ポジション

3 藤井直伸(東レアローズ)/183センチ/セッター

 大竹壱青(パナソニックパンサーズ)/201センチ/オポジット

5 福澤達哉(パナソニックパンサーズ)/189センチ/アウトサイドヒッター

6 山内晶大(パナソニックパンサーズ)/204センチ/ミドルブロッカー

 柳田将洋(ユナイテッド・バレーズ)/186センチ/アウトサイドヒッター

10 古賀太一郎(ウルフドックス名古屋)/170センチ/リベロ

11 西田有志(ジェイテクトSTINGS)/186センチ/オポジット

12 関田誠大(堺ブレイザーズ)/175センチ/セッター

13 髙野直哉(堺ブレイザーズ)/190センチ/アウトサイドヒッター

14 石川祐希(キオエネ・パドバ)/191センチ/アウトサイドヒッター

15 李 博(東レアローズ)/193センチ/ミドルブロッカー

16 髙橋健太郎(東レアローズ)/201センチ/ミドルブロッカー

20 小野寺太志(JTサンダーズ広島)/201センチ/ミドルブロッカー

22 山本智大(堺ブレイザーズ)/171センチ/リベロ

監督:中垣内祐一(公益財団法人日本バレーボール協会)

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