パナソニックファン感謝祭[黒豹フェス]レポ
- SV男子
- 2019.10.22
10月19日(土)、枚方市を拠点とするパナソニックパンサーズのファン感謝祭『黒豹フェス』が、ひらかたパーク(枚方市)にて実施された。今年の8月から、ひらかたパークとコラボイベントを開催しているパンサーズ。今回の黒豹フェスは、コラボイベント第2弾として行われたものだ。雨も懸念された中、ステージには約1300人のファンが集い盛り上がりを見せた。
午前の部、午後の部①、午後の部②と、第3部に分けて実施されたイベント。まず10時から行われた午前の部では、選手たちが4グループに分かれて園内に散らばり、それぞれの場所で写真撮影(サインOK)ができるというもの。
特に、メインゲートを入ってすぐの場所に撮影場所を設けた清水邦広選手、福澤達哉選手、クビアク・ミハウ・ヤロスワフ選手、永野健選手、白澤健児選手のブースには、開始早々大行列が! ザッと数えただけでも400〜500人程のファンが列を作り、2時間の設定時間を超えて対応する程の盛況ぶりだった。
13時20分からは午後の部①、野外ステージでのイベントを実施。開演に先立ち、来場者にはチームロゴ入りのハリセンとスポーツタオルが配布された。
そして午後の部が開演すると、選手とスタッフがステージに登場し、挨拶やフォトセッションを実施。冒頭の挨拶では、選手たちが自由にコメントし、トップを飾った清水選手は、「最近、心霊動画を見るのにハマっています。YouTubeの動画は全部見たんじゃないかというくらい。これは嘘やろ、いやこれはホントっぽいな、と検証しながら見ています」と近況について話した。また、雨が予想されながらも晴れ間に恵まれたことについて、「最近は、てるてる坊主作りにハマっていました。晴れてよかったです!」と白澤選手。これにはファンや選手たちから歓声が上がり、開始早々会場は笑顔に包まれた。
そんな中、登場からファンを沸かせたのが、チームNo.1のムードメーカー兒玉康成選手。パナソニック野球部のユニフォームを見にまとい素振りを披露すると、「パンサーズのイチローこと兒玉康成です」とコメントし、会場の笑いを誘った。
その後、大竹壱青選手による開会宣言。あえてマイクは使用せず地声で実施するも、大竹選手のどこか頼りない動作について、後のトークショーで「そもそも上にあげている腕が曲がっていた。もう少しシャンとしてほしい(笑)」と福澤選手が指摘。再び会場は笑いに包まれた。
そのトークショーでは、まずワールドカップバレーに出場した日本代表メンバー(清水、福澤、山内晶大、久原翼、大竹)が登壇。「皆さんの応援のおかげで奇跡的なプレーが生まれた」(清水)、「連日満員でたくさんの応援が力になった」(山内)、「夢の舞台に立つことができてよかった。地上波の力はすごいと思った」(大竹)など、各選手からワールドカップバレーの感想やファンへの感謝などが述べられた。
続いて、外国人選手のクビアク選手、劉鴻敏選手の2名が登壇。それぞれ近況報告や今季の意気込みなどを語る中、話はクビアク選手の好きな日本食について。「日本に住んで1年目は大トロが好きだった。でも、もう4年住んでいると、最近は焼肉とラーメンが好き」(クビアク)と、嗜好の変化について話すと、「コストコのピザも好きだよ!」と笑顔で締めくくり、再び会場が沸いた。
最後は、残りの選手たちが登場し大人数でのトークショーに。キャプテンの深津英臣選手は、「皆さんの前で勝利して恩返しをすることが使命。チームが勝てるように、結果を残せるように頑張ります」と意気込んだ。また、白澤選手が「パンサーズの魅力は何だろうとずっと考えていましたが、こんなに魅力的なファンの皆さんがいることです」とドヤ顔(?)で話すと、「それはずるくないですか!?(笑)」とすかさずツッコむ深津主将。続いて今村貴彦選手も「今シーズンは白澤さんに注目してほしい。こんなにおもしろい白澤さんは見たことがない…。いや嘘です、毎日見ています(笑) 温かい目で見てあげてください」とコメント。選手たちの軽快なトークに会場は笑いにつつまれ、和やかなトークショーとなった。