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【関東大会】(男子)向丘中、(女子)文京学院大女中が優勝。全国大会へ弾み

  • 中学生
  • 2018.08.11

◆女子/文京学院大女中が、八王子実践中(東京)をまたも退ける

 

□準決勝/文京学院大女中2(22-25,25-19,27-25)1共栄学園中

 都のレベルの高さが伺えるように、女子のベスト4は東京勢が占めた。今シーズン、都大会をすべて制覇している文京学院大女中は共栄学園中に第1セットこそ奪われたが、2セット以降は決定力の高さを発揮し、逆転勝利を収めた。共栄学園中の御宿重夫監督は敗れたものの、「ふだん以上の力は発揮できた。苦しい試合の中であきらめない姿勢を出せた」とコメント。永井いづみ主将は「テンションを高く、戦うことができました」と手応えを口にした。昨年度の全中で準優勝の共栄学園中は、その経験を持つ永井や、同じく3年生の堤亜里菜が中心となり、全国の舞台に再び挑む。

共栄学園中の元気印、主将の永井(中央①)

 

□準決勝/八王子実践中2(25-16,31-29)0北沢中

 もう一方で行われた、八王子実践中と北沢中は両者ともパワフルな攻撃を繰り出す。北沢中は例年以上に高さのある選手がそろい、小園瞳(180㎝)、田中麗子(176㎝)が中心となって攻撃を展開。だが、サイズが同等あるいはそれ以上の相手に対し、スパイクのコースも単調に。点差を離された第1セットから、第2セットはジュースに持ち込んだが、最後は力尽きた。佐久間絢子監督は選手たちへ、勝利へのマインドセットがなされてないことを叱咤。菊田美優主将は「これまでの反省が生かされなかった」と話し、全中では「全力を出し切りたい」と誓った。

例年とは違うチームづくりに励む北沢中

 

□決勝/文京学院大女中2(25-23,25-18)0八王子実践中

 決勝の対戦カードは、今シーズンの都大会すべての決勝で実現したもの。4冠目を目指す文京学院大女中と、“4度目の正直”を果たしたい八王子実践中。樋口友梨(179㎝)、奥山日香里(176㎝)ら背の高い攻撃陣を中心に、文京学院大女はサーブで攻め立て、優位に試合を進める。また、坪谷朱莉がきっちりとコースを見定めて得点し、アクセントになった。第2セットは一気に引き離し、結果、ストレート勝利。都、そして、関東ブロックを制した。天野嘉之監督は「(全中では)一つでも上に、やはり優勝を目指したいですね」と最も高い頂に目を向けた。

 八王子実践中はレシーブに苦しんだ。「ここ一本でのミスが響きました」と熊田隆一監督は悔しい表情。とはいえ、レギュラーには2年生も多く、その爆発力は期待がもてるもの。次の、今シーズン最後のリベンジの機会を全中で実現させる。

強打が魅力の八王子実践中の大川(奥)

安定した強さを発揮している文京学院大女中

 

 5大会連続での決勝進出となった文京学院大女中は、大会2連覇を達成した。なお、女子大会の結果は下記のとおり(全中出場権獲得校)

 

優 勝:文京学院大女中(東京)

準優勝:八王子実践中(東京)

3 位:共栄学園中(東京)、北沢中(東京)

5 位:瑞穂野中(栃木)、淑徳SC中(東京)、東京立正中(東京)、山梨南中(山梨)

いざ全国へ、残すタイトルはあと一つだ

 

全中は8月21日(火)から島根県松江市で開幕!!

月刊バレーボール10月号(9月15日発売予定)では総力レポートをお届けします

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