『平成30年度 第48回全日本中学校選手権大会』(松江全中)は、8月23日(木)に松江市総合体育館、鹿島総合体育館にて決勝トーナメント(一回戦〜準々決勝)が行われた。〈続きはこちら〉
『平成30年度 第48回全日本中学校選手権大会』(松江全中)は、8月23日(木)に松江市総合体育館、鹿島総合体育館にて決勝トーナメント(一回戦〜準々決勝)が行われた。
今年の男子出場チームのうち、最多21回の出場回数を誇る菟田野中(奈良)
負ければ終わりのトーナメントは、歓喜あり涙ありの激闘が繰り広げられた。優勝候補や伝統校、各ブロック王者が姿を消す中、最終日の組み合わせはこのように決まった。
<最終日 準決勝組み合わせ>
男子
可部中(広島)-昇陽中(大阪)/日宇中(長崎)-菟田野中(奈良)
女子
金蘭会中(大阪)-諫早中(長崎)/福岡女学院中(福岡)-文京学院大女中(東京)
女子・福岡女学院中
男子・日宇中
大会3連覇を狙う女子の金蘭会中(大阪)や、前々回大会で初優勝を遂げた昇陽中(大阪)らの名前はあるが、総じて実力は伯仲の模様。果たして、今年の中学校の頂点に立つのは!?
▼次ページにて、金蘭会中の模様をフィーチャー
■金蘭会中(大阪)が厳しいトーナメントをクリアし、頂点へ加速
予選グループ戦に続き、北沢中(奥)に勝利した金蘭会中(手前)
強敵を続けて破り、金蘭会中(大阪)が3連覇に向けて一気にギアを上げた。シード校のため、初戦となった2回戦は関東大会準優勝の八王子実践中(東京)との対戦。2−0で勝利すると、準々決勝は予選グループで2—1で破った関東大会3位の北沢中(東京)との再戦となった。先手を奪った前日とは違い、先にセットを奪われる苦しい展開。それでも、北沢中の高い打点からのスパイクに対して、粘り強いディフェンスからボールをつないだ。1年生の上村杏菜のスパイクなどで得点を重ね、2−1で逆転勝ちを飾った。
関東の強豪校との連戦となり、試合後には佐藤芳子監督も「アドレナリンが切れて膝がガクガクする」と激闘の疲労度の高さをにじませた。3連覇に向け、「セッターの中川さつきも含めて、1年生が2人出ている中でよく頑張っている。明日はいつ負けもおかしくないないので、楽しんでいきたい。行くところまで行きたい」と意気込んだ。
明日は準決勝と決勝が行われ、金蘭会中は準決勝で諫早中(長崎)と対戦する。