10月5日(金)~8日(月・祝)より福井県あわら市、坂井市で繰り広げられた、第73回国民体育大会 バレーボール競技が全日程終了しました。
最終日の8日(月・祝)は成年男女、少年男女の各会場で3位決定戦と決勝戦が実施されました。
少年男子の3位決定戦は、長野県(松本国際高)が熊本県(鎮西高)を3-0のストレートで下し、3位入賞を果たしました。
長野県チームを率いた壬生裕之監督は「最後は勝って終わることができてよかった。1回戦から苦しい戦いが続きましたが、試合を重ねるごとに選手たちが成長してくれた」と口にした。
惜しくも敗れてしまい、4位となった熊本県。主将の水町泰杜選手は「マークされることは分かっていた。そこで自分が決められなかったことが敗因です。個人としても、チームとしてももっとレベルアップをしないと優勝できないと痛感しました」と悔しさの言葉を発した。
また、同日行われた決勝戦は京都府(京都選抜)と広島県(広島選抜)の対戦に。大塚達宣、垂水優芽ら圧倒的な攻撃力を誇る京都府が、ストレート勝ちを収め、見事頂点へ上りました。
京都府の主将を務めた山本龍選手は「やっと優勝することができた。いつもと違うメンバーで試合ができて楽しかった」とコメント。
洛南高のメンバーが多くを占める中、唯一他校から選出された徳山翔間(西城陽高)は「とてもうれしいです。インターハイで準優勝した洛南の選手たちと一緒にプレーができたことで、自分も少しは成長できたと思います。この経験を生かして春高予選でも頑張りたいです」と満面の笑みで語った。
第73回国民体育大会<福井しあわせ元気国体2018>最終結果
◆成年男子
1位:広島県(JTサンダーズ)※2年ぶり8回目の優勝
2位:大阪府(近畿大)
3位:大分県(大分三好ヴァイセアドラー)
4位:熊本県(熊本選抜)
◆成年女子
1位:佐賀県(久光製薬スプリングス)※2年連続4回目の優勝
2位:茨城県(日立リヴァーレ)
3位:石川県(PFUブルーキャッツ)
4位:岡山県(岡山シーガルズ)
◆少年男子
1位:京都府(京都選抜)※27年ぶり2回目の優勝
2位:広島県(広島選抜)
3位:長野県(松本国際高)
4位:熊本県(鎮西高)
◆少年女子
1位:東京都(下北沢成徳高)※5年ぶり6回目の優勝
2位:大阪府(金蘭会高)
3位:大分県(東九州龍谷高)
4位:千葉県(市立船橋高)
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