【世界バレー開幕直前!】藤井直伸スペシャルインタビュー
- 男子日本代表
- 2018.09.09
――ネーションズリーグを振り返って
メンタル面もコンディション面もすごくタフな大会でしたが、自分たちより格上のチームに勝てたことは自信になりました。
ただ、まだまだトータル的なディフェンスの課題は残っています。特にディグの面では身長に関係なく強化できる部分なので、その強化をして、“日本がいちばん”になるくらいまで上げていかなければならない部分。トランジションの効果率は悪くなかったので、今回のネーションズリーグを通して、その1本目が上がるかどうかが、すごく大事になってくると思っています。
――昨シーズンから全日本として世界と戦ってきました
日本でのAB戦をやっている時ときと、実際に海外のトップチームとやるときでは、ブロックの手の出し方の速さや横の動きの速さなど、ミドルブロッカーの動きが全然違うと感じます。2枚つかれるケースというのが、けっこう増えていた感覚があります。
また、いいトスじゃないとスパイクが決まらないという場面がけっこうありました。その精度はまだまだ上げていかなければならない部分ですね。
――昨シーズンと比べて、チームとして変えた部分や変わった部分はありますか?
攻撃のテンポを速めることを目指してやってきたので、それはまだまだ精度を上げていかなければならないと思っています。その成果がネーションズリーグでは少し形にできたと思いますし、パイプの本数は増えたと感じています。