いよいよ、世界バレー開幕! 月バレでは、注目の3選手スペシャルインタビューをドドンとお届けします! さて、ラストを飾るのは…昨シーズン全日本に初選出され、一気に経験値を積んだ藤井直伸選手!! 今シーズンのテーマでもある“テンポの速いバレー”を操る司令塔として、世界バレーへと挑む!!
――ネーションズリーグを振り返って
メンタル面もコンディション面もすごくタフな大会でしたが、自分たちより格上のチームに勝てたことは自信になりました。
ただ、まだまだトータル的なディフェンスの課題は残っています。特にディグの面では身長に関係なく強化できる部分なので、その強化をして、“日本がいちばん”になるくらいまで上げていかなければならない部分。トランジションの効果率は悪くなかったので、今回のネーションズリーグを通して、その1本目が上がるかどうかが、すごく大事になってくると思っています。
――昨シーズンから全日本として世界と戦ってきました
日本でのAB戦をやっている時ときと、実際に海外のトップチームとやるときでは、ブロックの手の出し方の速さや横の動きの速さなど、ミドルブロッカーの動きが全然違うと感じます。2枚つかれるケースというのが、けっこう増えていた感覚があります。
また、いいトスじゃないとスパイクが決まらないという場面がけっこうありました。その精度はまだまだ上げていかなければならない部分ですね。
――昨シーズンと比べて、チームとして変えた部分や変わった部分はありますか?
攻撃のテンポを速めることを目指してやってきたので、それはまだまだ精度を上げていかなければならないと思っています。その成果がネーションズリーグでは少し形にできたと思いますし、パイプの本数は増えたと感じています。
――いよいよ、世界バレーが開幕します
世界と戦うことはワクワクしますし、楽しみです。特にネーションズリーグを通してやってきて、去年よりも自信がつきました。
一方でネーションズリーグは自分の中で不完全燃焼に終わった部分があるので、しっかりもう一度、コンディションや技術、メンタル面をしつかりと見つめ直して、世界バレーではいいパフォーマンスをしたいと思います。
――最後にファンの皆さんへメッセージをお願いします
イタリア・ブルガリア開催で、日本からは遠いですが、応援してくださっている方がたくさんいらっしゃると思うので、その方たちのためにも、自分たちの未来のためにも、頑張りたいと思います。応援、よろしくお願いいたします!