イタリア・ブルガリアで開催されている『男子世界バレー2018』。現地9月12日は各グループ戦が行われ、ネーションズリーグ初代王者のロシアや、FIVBランク1位のブラジルがストレート勝ちで、大会をスタートさせた。
イタリア・ブルガリアで開催されている『男子世界バレー2018』。現地9月12日は各グループ戦が行われ、ネーションズリーグ初代王者のロシアや、FIVBランク1位のブラジルがストレート勝ちで、大会をスタートさせた。
ネーションズリーグ優勝で勢いに乗るロシア(コート奥/写真:FIVB)
各グループごとの、9月12日の結果は以下のとおり。
■A組(イタリア,アルゼンチン,日本,ベルギー,スロベニア,ドミニカ共和国)
ベルギー(右)は格上アルゼンチンを撃破(写真:FIVB)
〇ベルギー 3(25-19,25-19,22-25,25-19)0 アルゼンチン●
〇スロベニア 3(22-25,25-13,25-13,25-17)1 ドミニカ共和国 ●
“レッドドラゴンズ”ベルギーが、FIVBランク上位のアルゼンチンに勝ち切り、白星発進。イタリア代表を率いて、数々の実績を残したアンドレ・アナスタージ監督の手腕が発揮された。
ドミニカ共和国が第1セットを先取したが、スロベニアはティナ・ウルナルトが両チーム通じて最多18得点をマークし、逆転勝利を収めた。
■B組(ブラジル,カナダ,フランス,エジプト,中国,オランダ)
白星発進に笑顔を見せるブラジル(写真:FIVB)
〇ブラジル 3(25-17,25-22,25-20)0 エジプト●
〇フランス 3(25-20,25-21,25-17)0 中国 ●
〇カナダ 3(25-15,25-23,25-18)0 オランダ ●
大会初戦を白星で飾ったブラジルだが、レナン・ダルゾット監督は「チームはとてもいい状態にあります。明日のフランス戦に向けて、しっかりと準備していきます」と、すぐに次戦へ目を向けた。
同じくストレート勝利を収めたカナダのステファン・アンティガ監督は「この結果に満足しています。完璧なスタートだ!!」と喜んだ。
■C組(アメリカ,ロシア,セルビア,オーストラリア,チュニジア,カメルーン)
2010年大会の13位が自国最高成績のカメルーン(コート奥)。飛躍なるか(写真:FIVB)
〇アメリカ 3(15-25,25-14,21-25,25-20,15-10)2 セルビア●
〇ロシア 3(25-21,25-20,25-16)0 オーストラリア ●
〇カメルーン 3(25-20,28-26,25-21)0 チュニジア ●
C組屈指の好カード、アメリカとセルビアの一戦は激闘の末に、アメリカが勝利を収めた。
ネーションズリーグ初代王者のロシアは、マキシム・ミハイロフ、ドミトリー・ムセルスキーが活躍し、ストレート勝利を収めた。
チュニジアを下したカメルーンのネイサン・ワウネンバイナ主将は、「最初はこの大舞台に圧倒されましたが、じきに本来の姿に戻りました」と振り返った。
■D組(ブルガリア,ポーランド,イラン,キューバ,フィンランド,プエルトリコ)
ポーランドは大会2連覇なるか(写真:FIVB)
〇ポーランド 3(25-18,25-19,21-25,25-14)1 キューバ●
〇イラン 3(25-19,25-14,25-18)0 プエルトリコ ●
前回大会王者のポーランドは、アルトゥル・シャルプクが両チーム最多の20得点をマークし、勝利。フィタル・ヘイネン監督は「明日も同じように期待していますよ!」と声をあげた。
イランはセイエド・ムハンマド・ムーサビエラギが3本のブロックポイントを上げるなどの活躍を見せ、勝利に導いた。
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