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【男子世界バレー】日本は1セット奪うも、スロベニアに黒星

 イタリア・ブルガリアで開催されている『男子世界バレー2018』。現地9月14日、第1次ラウンドA組を戦う日本はスロベニアとの第3戦をむかえた。

 高さで勝る相手に攻めあぐね、第2セットこそ奪ったものの、1−3(20-25,25-22,20-25,13-25)で敗北。成績は1勝2敗となった。

 イタリア・ブルガリアで開催されている『男子世界バレー2018』。現地9月14日、第1次ラウンドA組を戦う日本はスロベニアとの第3戦をむかえた。

 高さで勝る相手に攻めあぐね、第2セットこそ奪ったものの、1−3(20-25,25-22,20-25,13-25)で敗北。成績は1勝2敗となった。

 

高さの差は歴然だった

 

 前回の対戦は昨年のワールドリーグ2017グループ2ファイナル。その際は、0−3(17-25,24-26,17-25)で敗れていた。

 高さはもちろんのこと、サーブレシーブもよく、「ヨーロッパの強豪」と対戦前に柳田将洋主将は印象を語っていた。また、ジャンプサーブで攻め立ててくるチームだ。

 日本は前日のドミニカ共和国戦の第3セットで採用した、ウイングスパイカーに石川祐希と福澤達哉、オポジットに柳田将洋を配置するフォーメーションで今回は臨んだ。サーブレシーブの枚数を増やすことが狙いにある。だが、良好な効果を生むまでには至らず、セットを先取される。

 第2セットは柳田に代えて、怪我から復調した西田を起用。その西田を筆頭とする攻めのサーブに加え、エース石川がきっちりと得点を重ね、セットカウントをタイに戻した。

 

西田は本来のパフォーマンスを取り戻しつつある。完全復活まであと少しの気配

 

 高さで上回る相手に、「辛抱強く」が日本にとってのこの試合のテーマだった。しかし、セットを重ねるごとに、スロベニアのブロックに攻めあぐねる展開が続き、次第に我慢できず。一方で、スロベニアはブロックの高さはもちろん、組織的なディフェンスからきっちりと得点を重ねた。

 第3セットはスロベニアのオポジット、ミッジャ・ガスパリーニが猛打を炸裂。韓国Vリーグで活躍するポイントゲッターのパフォーマンスが流れを手繰り寄せ、スロベニアがセットを獲得する。

 続く第4セットは、キャプテンのティネ・ウルナルトが高い打点からコースを打ち分け、日本のディフェンスを打ち破った。

 

石川はこの日もチーム最多15得点の活躍を見せたが…

 

 スロベニアに敗れ、これで日本は1勝2敗。第1次ラウンド突破へ向け、「残り2戦に集中したいと思います」と中垣内祐一監督は口元を締めた。

 次戦は現地16日、ベルギーと対戦する。

 

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