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【男子世界バレー】第3次R/ブラジル、セルビアが劇的勝利

  • 海外
  • 2018.09.27

 『男子世界バレー2018』は最終決戦の地トリノ(イタリア)にて、現地9月26日から第3次ラウンド(ファイナル6)へと突入。3チーム2組による争いは、初戦からスペクタクルなゲームが繰り広げられた。

イタリアの観客も沈黙、のち喝采。それほどのパフォーマンスを見せたセルビア

 

I組(ブラジル、ロシア、アメリカ)

ここぞでの決定力。ブラジルのバラセ、エースの風格(コート奥)

ブラジル 3(20-25,21-25,25-22,25-23,15-12)2 ロシア

 

 『逆転のカナリア』だ。ブラジルがロシアに2セットダウンからの劇的な逆転勝利を収めた。

 

 ロシアは序盤からドミトリー・ムセルスキーが強烈なサーブに加え、高さを生かした攻撃でブラジルを圧倒。勢いは第2セット以降も続き、ウイングスパイカーのドミトリー・ボルコフが切れ味鋭いスパイクと、派手なパフォーマンスで盛り立てる。

 

 あとがなくなったブラジルは第3セットからセッターをブルーノ・レゼンデからウィリアム・アルジョーナにチェンジ。すると、代名詞のシンクロバレーが息を吹き返したかのように、コート上で披露される。ロシアはボルコフがこの時点で19得点をあげるも、ブラジルが多彩な攻撃を展開し、1セットを取り返す。第4セット、終盤ブラジルはエースのバラセ・デソウザがライト方面からストレートに、クロスと打ち分け連続得点をあげると、サービスエースも決めるなど大車輪の活躍で、セットカウントをタイに戻す。

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