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春高2025

【男子世界バレー】第3次R/ロシア敗退。イタリア窮地に

  • 海外
  • 2018.09.28

 この結果、ロシアは0勝2敗に。ネーションズリーグ初代王者が、ここで姿を消した。

 

ロシアのポルタエフ(左)にとっては、今後につなげる機会に

 

J組(イタリア、セルビア、ポーランド)

ポーランドのクレク(コート奥)は決定力高し(写真:FIVB)

ポーランド 3(28-26,28-26,25-22)0 セルビア

 4年前の戴冠を知るポーランドと、前日に開催国イタリアを圧倒的な強さで下したセルビア。試合はデッドヒートが繰り広げられ、第1、第2セットともにジュースとなったが、ポーランドがストレートでセルビアに勝利した。

 

 ポーランドはエースのバルトシュ・クレクや、キャプテンのミハウ・クビアクが闘志をむき出しにコートでプレー。クビアクは4本ものブロックポイントを叩きだした。激闘を制したポーランドだが、クレクは「まだ何も成し遂げていない、そのことを自分たちがいちばん理解している」と試合後にコメント。フィタル・ヘイネン監督も「2セットを28-26で取れたことはよかったが、課題はまだある」と、見据える頂点へ向けて兜の緒を締めた。

 

 対するセルビアは、この試合で『1セット獲得』か、もしくは『3セットで53得点』をあげれば、セミファイナル進出が決まる状況。第2セットで、その53得点に到達し、第3次ラウンド突破を果たした。ニコラ・グルビッチ監督は「さすがにイタリア戦で見せたような、恐ろしいほどのパフォーマンスは再現できません(笑) 次はブラジルか、アメリカか。ともに色の異なる、強豪国ですね」とセミファイナルに目を向けた。

 

 これによりイタリアは、第3次ラウンド最終戦のポーランド戦で、『ストレート勝ち、かつ60失点以下に抑えること』がセミファイナル進出の条件に。いよいよ厳しいものとなった。

 

グルビッチ監督(中央)は頂点へと導くことができるか(写真:FIVB)

 

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