11月4日、八尾市総合体育館(大阪)にて、第71回全日本バレーボール高等学校選手権大会(春の高校バレー)の府代表決定戦が行われた。2校が出場できる大阪府では、準決勝から熱戦が繰り広げられた。
男子準決勝第1試合、大塚高と大阪産大附高の一戦。大塚高が持ち前のコンビバレーで序盤から効率よく点数を重ねる。セットカウント2-0(25-22、25-22)で春高の出場を決めた。
同じく清風高と常翔学園高の対戦となった準決勝第2試合。フルセットの激闘となったが清風高が2-1(25-18、23-25、25-20)で本戦への切符を手にした。
第1代表の座をかけた決勝戦。1セット目、清風高が30点を超える死闘を制すると、勢いそのままに第2セットも連取する。ストレート勝ちで清風高が第1代表の座についた。
金蘭会高と東海大仰星高の女子準決勝。女王・金蘭会高が圧倒的な力を見せつける。2-0(25-12、25-11)で決勝戦へコマを進めた。
建国高と四天王寺高のカードとなった女子準決勝第2試合。建国高が第1セットを先取するも、四天王寺高が第2、3セットを奪い、逆転勝ちを収める。
女子決勝戦。第1セットは終始、金蘭会高のペースで試合が進み、25-18で金蘭会がセットを先取。続く第2セット。1-6と序盤から大きくリードされる展開に。しかし、中盤で逆転に成功し、そのまま逃げ切る。25-22で第2セットを奪い、8年連続8回目の優勝を果たした。
以下最終成績
【男子準決勝】
大塚高 2(25-22、25-22)0 大阪産大附高
清風高 2(25-18、23-25、25-20)1 常翔学園高
【男子決勝】
清風高 2(36-34、25-12)0 大塚高
優 勝:清風高(大阪第1代表)
準優勝:大塚高(大阪第2代表)
第3位:大阪産大附高、常翔学園高
【女子準決勝】
金蘭会高 2(25-12.25-11)0 東海大仰星高
四天王寺高 2(23-25、25-21、25-16)1 建国高
【女子決勝】
金蘭会高 2(25-18、25-22)0 四天王寺高
優 勝:金蘭会高(大阪第1代表)
準優勝:四天王寺高(大阪第2代表)
第3位:建国高、東海大仰星高