ボンジョールノ！　世界最高峰リーグの模様をゲームラウンドごとにお届けする『WEEKLY SERIE A』。さぁ第８節の注目は…、と言いたいところでしたが、現地１１月１４日に実施されたのは、第９節のルーベ対シエナ！　全日本の石川祐希選手が強豪に挑みました。速報をお届け!!（Photo：Legavolley.it）

■ルーベはユアントレーナが２４得点。シエナの石川はサーブレシーブに苦しむ

[MATCH OF THE ROUND]

◆ルーベ　３（32-30,25-15,20-25,25-18）１　シエナ

　開幕から７試合を終えて、いまだ勝ち星のないシエナは、ルーベの本拠地チヴィタノーヴァ・マルケへと乗り込んだ。対するルーベはいつもどおりの、夢のようなメンバーたちをそろえ、迎え撃つ。

　第１セットは３０点台に達する競り合いの末にルーベが先取。シエナは第３セットこそ奪い取ったものの、力及ばずに敗れた。ルーベはオスマニー・ユアントレーナ（イタリア）が最多２４得点をマーク、ロベルランディ・シモン（キューバ）が４本のサービスエースを決めるなど、チームをリードした。

　対するシエナはフェルナンド・エルナンデス（キューバ）がチーム最多１７得点。石川は１３得点をあげたが、サーブでルーベに狙われる中、跳ね返すことができなかった。シエナはこれで成績を０勝８敗とし、勝ち点は３のままとなっている。

　次の第８節では現地１１月１８日、ミラノ（３勝４敗／勝ち点１１）と対戦する。

シモン（コート奥左）とユアントレーナ（同右）が、石川の前に立ちはだかった