女子世界クラブ/トルコ、ブラジル勢が4強にずらり
- 海外
- 2018.12.06
現地12月4日から中国で開催されている『女子世界クラブ選手権2018』は、前回大会女王のワクフバンク・イスタンブールとエジザジュバシュ・イスタンブールのトルコリーグ勢、ミナス・テニスクラブとプライア・クラブのブラジルリーグ勢がそれぞれセミファイナル進出を決めた。(Photo:FIVB.org)
クラブチームの頂点を決める戦い。これぞワールドクラスのプレーが披露される『女子世界クラブ選手権2018』はDAZN(ダ・ソーン)でセミファイナルから配信!!
連覇を狙うワクフバンク・イスタンブール
<プール戦 2試合終了時点での結果>※色付きがセミファイナル進出チーム
■プールA
1位 ワクフバンク・イスタンブール(トルコ) 2勝0敗
2位 ミナス・テニスクラブ(ブラジル) 2勝0敗
3位 ボレロ・ルカネ(フランス) 0勝2敗
4位 浙江(中国) 0勝2敗
開催地枠で出場の浙江(コート奥)は世界トップレベルを感じる機会に
■プールB
1位 エジザジュバシュ・イスタンブール(トルコ) 2勝0敗
2位 プライア・クラブ(ブラジル) 2勝0敗
3位 シュプリームVC(タイ) 0勝2敗
4位 アルタイVC(カザフスタン) 0勝2敗
プライアは(コート奥)はカーリー・ロイド(アメリカ/左)が攻撃を組み立てる。スパイクを打つアナ・カロリーナ・ダ・シルバ(ブラジル)
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■女子の世界最高峰リーグはトルコ!!
世界ナンバーワンアタッカーの呼び声高い、ワクフバンクの朱婷(コート奥左)
過去には元全日本の木村沙織もプレーした女子のトルコリーグ。世界クラブ選手権の前回大会女王のワクフバンク・イスタンブールに始まり、同大会で2015年・2016年と連覇を果たしたエジザジュバシュ・イスタンブールなど、強豪クラブが戦い、また、各チームには世界トッププレーヤーの顔ぶれが。日々のリーグ戦がドリームマッチ、それがトルコである。
今大会に出場した2チームのラインナップを見ても、一目瞭然。まずはワクフバンク・イスタンブール。リオデジャネイロオリンピック金メダリストの朱婷(シュ,テイ/中国)は、『フェノーメノ(超常現象)』と評されるほどの猛威をクラブチームでも奮う。今大会では初戦の浙江戦で17得点、続くルカネ戦23得点をマークした。そのほか、ロンネケ・スローティエス(オランダ)やミレーナ・ラシッチ(セルビア)が在籍し、そのチームを現トルコ女子監督の名将、ジョバンニ・グイデッティが指揮する。
セルビアの若き大砲、ボシュコビッチはエジザジュバシュでも得点源に
エジザジュバシュ・イスタンブールも、チームロスターは豪華そのもの。女子Vリーガーたちも「憧れの選手」にその名前を挙げることが多いトッププレーヤー、ジョーダン・ラーソン(アメリア)がキャプテンを務め、エースには世界バレー2018でMVPを獲得したティヤナ・ボシュコビッチ(セルビア)が君臨。また、「100年に一人の逸材」と称され、日本でも馴染みのあるキム・ヨンギョン(韓国)が現在プレーしている。
もちろん、今回の女子世界クラブ選手権に出場したブラジルリーグの2チームにも、実力派選手が名を連ねているのだが、このトルコの2大チームが、リーグの枠を越えて世界の頂点を競ったとしても、それはなんら不思議ではない。
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