中学生世代の集大成となるJOCジュニアオリンピックカップ第32回全国都道府県対抗中学バレーボール大会が12月25日(火)、丸善インテックアリーナ大阪(大阪市中央体育館/大阪)にて開幕した。この日は開会式が行われ、男女計96チームの全選手が元気いっぱいに行進し、一堂に会した。
選手宣誓は男子・福井代表の小竹飛斗(鯖江中)主将、女子・大阪北代表の竹村都斗(金蘭会)主将が務めた。
【宣誓全文】
「私たちは地道なトレーニングと毎日の厳しい練習を乗り越えて、ここに立っています。思い返せば、今日まで必死に練習ができていたのも、私たちを支えてくださった家族、先生方、バレーボールを通じて出会った仲間たち、そして地域の皆様の応援のおかげです。今年は各地で災害が起こり、被害を受けながらも応援してくださった地域の方々もおられます。私たちは誇りを胸に、仲間とともにバレーボールができることに感謝し、最後のホイッスルが鳴るまで全力でプレーし、皆様に勇気と感動を届けることをここに誓います」
また、開会式では2016年リオデジャネイロオリンピックのシンクロナイズドスイミング銅メダリストの箱山愛香さんが登壇。オリンピック2大会に出場した経験を元に、「この大会を自身にとってどのようなものにしたいか。それを明確にして戦ってください。キラキラしたプレーを期待しています」とエールを送った。
大会は26日に予選グループ戦、27日から決勝トーナメントが実施。全国各地の選ばれし、中学生バレーボーラーたちの勇姿が大阪の地で披露される。