【セリエA】[第14節]リーグ後半戦がスタート
- 海外
- 2018.12.30
ボンジョールノ! 世界最高峰リーグの模様をゲームラウンドごとにお届けする『WEEKLY SERIE A』。さぁリーグ戦は後半戦に突入しました。全14チームによる総当たり戦がふたたびスタート! トップ4を揺るがすチームは現れるのか!?(Photo:Legavolley.it)
■前半戦12位のソラ、同4位のモデナから大金星まであと一歩…!!
[MATCH OF THE ROUND]
◆モデナ 3(30-28,25-19,23-25,24-26,15-11)2 ソラ
前半戦を5勝8敗(勝ち点13)で折り返したソラは、第1セット中盤で引き離されるも、食らいつきジュースに持ち込む。第2セットは終盤で失速したが、2セットダウンから底力を発揮。第3セットは中盤でリードし逃げ切ると、第4セットは最後の接戦をものにする。逆転での金星まであと一歩…、も最後は及ばなかった。ホア・ラファエレ(ブラジル)が4本のサービスエースを含む29得点、ドゥシャン・ペトコビッチ(セルビア)が4本のブロックポイントを含む32得点と主軸の2人の活躍もあり、格上を相手に堂々と渡り合ったソラ。次節の相手はトレンティーノ、この勢いのまま臨めるか。
モデナはバルトシュ・ベドノシュ(ポーランド)がチーム最多26得点、シモーネ・アンザーニ(イタリア)が7本のブロックポイントをマークした。
ソラのポイントゲッター、ラファエレ(コート奥)
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◆ペルージャ 3(25-17,25-19,25-20)0 ラティーナ
前半戦を首位で終えたペルージャはラティーナを一蹴。アレクサンダル・アタナシエビッチ(セルビア)がチーム最多20得点で牽引、2試合連続でゲームのMVPに選出された。
ペルージャを連覇へと導くロレンツォ・ベルナルディ監督(中央)
◆トレンティーノ 3(21-25,25-17,25-17,25-16)1 シエナ
シエナは幸先よく第1セットを獲得。しかし、相手は世界クラブ王者、トレンティーノが中盤で一気にリードを奪う形で逆転勝利を収めた。シエナはエースのフェルナンド・エルナンデス(キューバ)が14得点、石川祐希が11得点と、4本のブロックポイントをあげたトレンティーノのスレチコ・リシナチ(セルビア)の前に屈した。
前半戦は2勝のシエナは、一つでも多くの勝ち星を手にしたい
◆ミラノ 3(19-25,25-22,27-25,23-25,15-12)2 ラヴェンナ
シーソーゲームはミラノが13人中12人をコートに立たせる総力戦の末に勝利。ニミル・アブデルアジズ(オランダ)がチーム最多21得点をあげた。対するラヴェンナがやはりこの男、カミル・リチリッチ(ルクセンブルク)が24得点と奮闘を見せた。
ミラノのマッテオ・ピアノ(イタリア/奥)は攻守で貢献度高し
◆ルーべ 3(25-17,25-23,25-15)0 パドヴァ
ルーべはホアンドリ・レアル(ブラジル)の15得点を筆頭に、満遍なく攻撃を展開し、パドヴァにストレート勝利。4連勝とした。パドヴァは得点源のヤシン・ルアティ(フランス)が9得点とあっては、勝ち星は遠かった。
◆ヴェローナ 3(25-20,25-22,25-14)0 モンツァ
ヴェローナはマテイ・カジースキ(ブルガリア)、ステファン・ボワイエ(フランス)が得点を重ねる一方、エマヌエーレ・ビラレッリ(イタリア)やセバスティアン・ソレ(アルゼンチン)がブロックでモンツァの攻撃を跳ね返し、後半戦白星スタートを飾った。
モンツァのアタックを跳ね返したヴェローナ(奥)
◆ヴァレンティア 3(18-25,25-23,24-26,27-25,15-10)2 グロッテ
グロッテは今季初勝利に王手をかけながら、フルセットのゲームにおいて“5度目の正直”ならず。レナン・ブイアッチ(ブラジル)が26得点と気を吐いたが…、道のりは厳しいままだ。ヴァレンティアは連敗を2でストップ。
グロッテ(奥)に勝利の女神はいつ微笑む…!?
《セリエA男子 レギュラーシーズン順位(round14終了時)》
1 ペルージャ 12勝2敗(勝ち点37)-
2 トレンティーノ 12勝2敗(勝ち点35)-
3 ルーべ 12勝2敗(勝ち点33)-
4 モデナ 11勝3敗(勝ち点31)-
5 ミラノ 7勝7敗(勝ち点24)-
6 ヴェローナ 8勝6敗(勝ち点21)▲
7 モンツァ 7勝7敗(勝ち点20)▼
8 ラヴェンナ 6勝8敗(勝ち点18)▲
9 パドヴァ 6勝8敗(勝ち点18)▼
10 ラティーナ 6勝8敗(勝ち点16)-
11 ヴァレンティア 5勝10敗(勝ち点16)-
12 ソラ 5勝9敗(勝ち点14)-
13 シエナ 2勝13敗(勝ち点10)-
14 グロッテ 0勝14敗(勝ち点5)-
※勝敗(勝ち点)。記号は前節からの順位推移