1月6日(土)、武蔵野の森総合スポーツプラザ(東京)にて野村ホールディングス株式会社主催による「シッティングバレーボール体験会/エキシビションマッチ」が実施された。
■レジェンドが登場! エキシビションマッチで往年の名プレーも
午後にはエキシビションマッチが開催され、山本隆弘さんや佐野優子さん、迫田さおりさんら元全日本の名選手たちによって結成された『ジャパンレジェンド』チームが登場。中田久美全日本女子監督が指揮を取り、シッティングバレーボール日本代表選手らによって構成された『JPVAオールスターズ』と対戦した。
試合前のアップから中田監督は「負けるのは嫌だから」と自らコートに入り、チームメイトたちを扇動する。試合が始まると、真野代表理事と解説席に座ったが、開始早々から連続失点を喫したチームに「まずはレシーブから!」と、国際試合さながらの(!?)指示を出す。
徐々に試合感覚を掴み、山本さんは高い打点からのスパイク、佐野さんは抜群の反応でレシーブ、佐々木太一さんはパワフルなアタック、と往年のプレーを彷彿とする姿をコートで披露。会場を沸かせた。
途中からは迫田さおりさんに変わり、中田監督もコートへ。トスアップに、サーブと、はつらつとしたプレー姿を見せた。
試合は『JPVAオールスターズ』が25−13で勝利した。
閉会式ではシッティングバレーボール日本代表の選手たちから「これ以上の興奮はありません」と喜びの声。駆けつけた観客とともに、両チームによる写真撮影が行われた。
イベントの最後に中田監督は来年に迫った東京オリンピックに向けて、「全力で、シニアの選手だけでなく、子供たちや関係者の皆さんをサポートできるように頑張りたいです」と挨拶した。
イベントルポ~前編~は【おしりをついて、つないだボール。体験会】