ボンジョールノ! 世界最高峰リーグの模様をゲームラウンドごとにお届けする『WEEKLY SERIE A』。昨年末にクラブナンバーワンの座を争ったトレンティーノとルーベ。第18節で再戦となりました。その結果は…!(Photo:Legavolley.it)
■破壊力抜群のルーベが、“世界王者”トレンティーノの連勝を12でストップ
[MATCH OF THE ROUND]
◆ルーベ 3(25-20,23-25,25-22,25-20)1 トレンティーノ
2位と3位の上位争いは、昨年末の男子世界クラブ選手権決勝で実現したカード。世界一に輝いたトレンティーノはリーグ戦12連勝と快進撃を続けていたが、歯止めをかけたのが“ドリームチーム”ルーベの攻撃力だ。この試合ではツベタン・ソコロフ(ブルガリア)が最多22得点、オスマニー・ユアントレーナ(イタリア)が16得点、ホアンドリ・レアル(ブラジル)とロベルランディ・シモン(キューバ)がともに12得点と、4人が2桁得点をマークした。
対するトレンティーノはセッターのシモーネ・ジャネッリ(イタリア)が4本のブロックポイントをあげるも、跳ね返すことができなかった。
おどけたポーズをしても、ルーベのこの豪華な顔ぶれ!
++++++++++++++++++++
◆ペルージャ 3(25-20,25-20,25-18)0 シエナ
ペルージャはアレクサンダル・アタナシエビッチ(セルビア)が6本のサービスエースを含む22得点をあげて、きっちりと勝利。シエナはエースのフェルナンド・エルナンデス(キューバ)が15得点とあっては厳しかった。なお、石川祐希は4得点だった。
◆ヴェローナ 3(25-17,18-25,25-23,25-22)1 ソラ
“勝利請負人”マテイ・カジースキ(ブルガリア)が加入しても、チームのエースはこの男! ステファン・ボワイエ(フランス)が5本のサービスエース、3本のブロックポイントを含む最多18得点をあげたヴェローナが白星をあげた。ソラは4連敗。
◆ミラノ 3(27-25,21-25,25-22,24-26,15-13)2 グロッテ
前節でモデナを下したミラノは、やや気を抜いた? いやいや、グロッテも力はあるんです(未勝利だけど…)! レナン・ブイアッチ(ブラジル)が29得点、モジダバ・ミルザジャンプール(イラン)が25得点と食らいついた! が、あと一歩及ばず。ミラノは5連勝!
◆ヴァレンティア 3(23-25,25-16,28-26,25-22)1 ラヴェンナ
エドアルド・シルヴァ(ブラジル)が18得点、モハメド・アルハクダディ(モロッコ)が17得点をあげたヴァレンティアが勝利した。ラヴェンナはロベルト・ルッソ(イタリア)が6本のブロックポイントと気を吐いた。
◆パドヴァ 3(13-25,30-28,25-19,25-20)1 モンツァ
3連勝からの3連敗、そして今節で勝利し3連勝、とリズミカルに勝敗を重ねるパドヴァ。次節はモデナと対戦、果たして!? モンツァはアミル・ガフール(イラン)が7本のブロックポイント、24得点と奮闘した。
◆モデナ 3(25-19,25-21,25-18)0 ラティーナ
前節でミラノに敗れたモデナは、ストレート勝ちで再出発。上位3チームとの対戦が残っているだけに、弾みをつけたいところだ。
《セリエA男子 レギュラーシーズン順位(round18終了時)》
1 ペルージャ 15勝3敗(勝ち点45)▲
2 トレンティーノ 15勝3敗(勝ち点44)▼
3 ルーべ 15勝3敗(勝ち点41)-
4 モデナ 14勝4敗(勝ち点40)-
5 ミラノ 11勝7敗(勝ち点34)-
6 ヴェローナ 10勝8敗(勝ち点29)-
7 パドヴァ 9勝9敗(勝ち点26)▲
8 モンツァ 8勝9敗(勝ち点24)▼
9 ラヴェンナ 7勝11敗(勝ち点20)-
10 ヴァレンティア 6勝11敗(勝ち点19)▲
11 ラティーナ 7勝11敗(勝ち点18)▼
12 ソラ 5勝12敗(勝ち点15)-
13 シエナ 2勝15敗(勝ち点11)-
14 グロッテ 0勝18敗(勝ち点6)-
※勝敗(勝ち点)。記号は前節からの順位推移