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春高2025

ECL女子/ノヴァラがGSを制しファイナルへ

  • 海外
  • 2019.04.12

 欧州クラブのナンバーワンを決める『2019CEVヨーロッパチャンピオンズリーグ(ECL)』は現地4月10日、男女ともにセミファイナルの第2戦が行われた。女子はコッパイタリア女王のノヴァラがゴールデンセット(GS)を制しファイナル進出を決めた。(Photo:CEV)

<女子セミファイナル>

■エゴヌが大暴れ!! ノヴァラがゴールデンセットでワクフバンクを撃破

第1戦:イゴール・ゴルゴンゾーラ・ノヴァラ 3(25-17,27-25,25-15)0 ワクフバンク・イスタンブール

第2戦:イゴール・ゴルゴンゾーラ・ノヴァラ 1(23-25,20-25,25-15,21-25)3 ワクフバンク・イスタンブール

ゴールデンセット:イゴール・ゴルゴンゾーラ・ノヴァラ 1(16-14)0 ワクフバンク・イスタンブール

世界トップレベルのパフォーマンスを見せるエゴヌ(コート奥)

 コッパ・イタリアを制したイタリア・セリエAのノヴァラと、世界クラブ女王2連覇のトルコリーグのワクフバンクがセミファイナルで激突。ノヴァラが先勝したが、ワクフバンクが第2戦を取り返し、決着はゴールデンセット(15点勝負)に持ち越され、大接戦の末にノヴァラが勝ちきった。

 

 ノヴァラはエース、パオラ・エゴヌ(イタリア)がやはり凄かった…!! 第1戦で最多30得点、第2戦とゴールデンセットを通して39得点、と猛威を奮い、決勝の切符を手繰り寄せた。対するワクフバンクも第2戦とゴールデンセットで、シュ,テイ(中国)が26得点、ロンネケ・スローティエス(オランダ)が18得点をマークしたが及ばなかった。

 

 もはや「戦術はエゴヌ」という声も聞こえてきそうなほど、一人で戦況や勝敗すらも変えられるほどの存在。イタリアが誇る“ヤングスーパースター”を止めるチームは出てくるのだろうか…。

名将ジョバンニ・グイデッティ監督の力も及ばず

■コネリャーノが圧倒しファイナルへ。決勝はコッパ・イタリアの再戦!!

第1戦:イモコ・バレー・コネリャーノ 3(25-21,25-23,26-24) フェネルバフチェ・イスタンブール

第2戦:イモコ・バレー・コネリャーノ 3(25-18,25-22,28-24) フェネルバフチェ・イスタンブール

第2戦のMVPに輝いたファブリス(写真左)

 今大会のセミファイナルはイタリアとトルコ、それぞれの強豪チームがぶつかりある形になり、こちらもコネリャーノとフェネルバフチェの対戦に。第1戦、第2戦ともにコネリャーノがストレートで勝利し、決勝へ駒を進めた。

 

 コネリャーノはポイントゲッターのサマンサ・ファブリス(クロアチア)が第2戦で最多17得点をマークするなどチームをリードした。対する、フェネルバフチェも初戦では、メリッサ・バルガス(キューバ)が23得点をあげたが、第2戦では14得点とやや沈黙。6本のブロックポイントをあげたコネリャーノのアンナ・ダネージ(イタリア)の前に阻まれた。

 

 この結果、ファイナルはノヴァラとコネリャーノのカードに。コッパ・イタリア決勝の再戦となる。そのときは3-2でノヴァラに軍配が上がったが…。ヨーロッパの頂点を決める戦いは、そうすんなりと決着はしなさそうだ。

フェネルバフチェのバルガス(コート奥左)が高い打点からスパイクを放つ

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