ボンジョールノ! 世界最高峰リーグの模様をゲームラウンドごとにお届けする『WEEKLY SERIE A』。プレーオフはセミファイナル(準決勝)が展開中。第2戦は勝ち星をタイに戻すか、それともファイナル進出に王手を懸けるかのせめぎ合いに…!!(Photo:Legavolley.it)
[MATCH OF THE SEMI-FINAL]
■ モデナvs.ペルージャ/ザイツェフが30得点で、モデナが勝ち星をタイに戻す
第2戦:モデナ 3(19-25,25-22,25-22,23-25,15-9)2 ペルージャ
第2戦はモデナのホームで行われ、5,000人の観客がアリーナを埋め尽くした。ホームのモデナは第1セットこそ落とすものの、第2セット以降、要所でダニエレ・マッツォーネ(イタリア)がブロックシャットを決めるなど、ペルージャの攻撃を封じ、流れをつかむ。攻めてはバルトシュ・ベドノシュ(ポーランド)と、エースのイバン・ザイツェフ(イタリア)が力強いスパイクを炸裂。試合はフルセットにもつれ込んだが、最終セットでは序盤からリードしたモデナがそのまま勝ちきり、成績を1勝1敗のタイに戻した。この試合で最多30得点をあげたザイツェフは「(ホームの)パラ・パニーニは、最高の雰囲気だった。さぁ、勝利するために敵地へ行こうか!!」と次節に向けて意気込んだ。
対するペルージャは、ウィルフレド・レオン(元キューバ)が5本のサービスエースを含む24得点、アレクサンダル・アタナシエビッチ(セルビア)が27得点をあげたが、王手とはならず。
■ルーベvs.トレンティーノ/トレンティーノはラッセル不発で追い込まれる
第2戦:ルーべ 3(16-25,25-18,25-23,25-13)1 トレンティーノ
前節で勝利したルーベは、ホームでトレンティーノを迎えて第2戦を戦った。この日はホアンドリ・レアル(ブラジル)が最多23得点とチームをリード。第1セットを奪われたが、逆転勝ちを収め、ファイナル進出に王手を懸けた。一方のトレンティーノは、ウロシュ・コバチェビッチ(セルビア)が18得点と健闘するも、もう一人のエース、アーロン・ラッセル(アメリカ)がアタック決定率28%と低調に終わった。
【2018-19 プレーオフ セミファイナル】
ペルージャ(1勝1敗)vs.モデナ(1勝1敗) / トレンティーノ(2敗)vs.ルーベ(2勝)