ボンジョールノ! 世界最高峰リーグの模様をゲームラウンドごとにお届けする『WEEKLY SERIE A』。プレーオフはセミファイナル(準決勝)最後のゲームが行われ、連覇を目指すペルージャが激闘に終止符を打ちました!!(Photo:Legavolley.it)
[MATCH OF THE SEMI-FINAL]
■ ペルージャvs.モデナ/内弁慶シリーズを制したペルージャ。連覇へ、いざ!!
第5戦:ペルージャ 3(19-25,27-25,23-25,25-20,15-8)2 モデナ
4試合を終えて、成績は2勝2敗。ともにホームで勝ち星を上げるという“内弁慶シリーズ”となった、ペルージャとモデナのセミファイナル。第5戦はペルージャのホーム、パラ・バートンで行われた。この試合、モデナはシーズン途中加入のケバン・ティリ(フランス)をバルトシュ・ベドノシュ(ポーランド)の対角でスタメン起用。幸先よく、第1セットを先取する。対するペルージャは、熱狂的なファン“シルマニアチ”の大声援を受けて、第2セットをジュースの末に制し、セットカウントをタイに戻す。取りつ取られつつの攻防が続き、試合はフルセットへ。運命の第5セット、序盤からリードしたペルージャが流れをつかみ、ファイナルの切符を手にした。
モデナは第3セット以降で、負傷したベドノシュに変えてティネ・ウルナウト(スロベニア)を、第5セットではカリベルダ・ビクトロビッチ(ドイツ)を投入したほか、エースのイバン・ザイツェフ(イタリア)だけでなく、ミドルブロッカーを絡めた攻撃を展開したが、アウェーで勝利を手にすることはできなかった。
ペルージャはウィルフレド・レオン(ポーランド)が最多22得点、アレクサンダル・アタナシエビッチ(セルビア)が21得点をあげた。中心選手のフィリッポ・ランザ(イタリア)は「今夜は強いハートを持って戦うことが大事だった。長い戦いの中で、一点ごとに集中してプレーできた」と勝因を語った。昨シーズンに悲願のリーグ初優勝を遂げてから、1年。“ブロックデビルズ”は連覇を視界に捉えた。
【2018-19 プレーオフ セミファイナル】
○ペルージャ(3勝2敗)vs.モデナ(2勝3敗)× / ×トレンティーノ(1勝3敗)vs.ルーベ(3勝1敗)○