ボンジョールノ! 世界最高峰リーグの模様をゲームラウンドごとにお届けする『WEEKLY SERIE A』。スクデットに王手をかけたペルージャに対し、窮地に追い込まれたルーベはホームで…!! 注目の第4戦!!(Photo:Legavolley.it)
[MATCH OF THE FINAL]
■ ペルージャvs.ルーベ/ルーベがストレート勝ちで、ペルージャの優勝を阻止
第4戦:ペルージャ 0(20-25,21-25,19-25)3 ルーベ
連覇に王手をかけたペルージャと、もうあとがないルーベのファイナル第4戦。“ドリームチーム”がホームで意地の勝利をあげた。この日、ルーベはミドルブロッカーに今季から加入したロベルランディ・シモン(キューバ)をスタメンで起用、エンリコ・チェステル(イタリア)と対角を組む。そのシモンが3本のブロックポイント、高さを生かしたサーブで最多4本のサービスエースを決めるなど、攻守で奮闘。アタッカー陣ではツベタン・ソコロフ(ブルガリア)が最多14得点、シモンが11得点、ホアンドリ・レアル(ブラジル)が10得点と続いた。
スクデット獲得を至上命題にルーベは今季、シモンやレアルをブラジル・スーパーリーガの強豪サダ・クルゼイロから、セッターのブルーノ・レゼンデ(ブラジル)をモデナから加えた。超積極的補強のピースである彼らは、自身に課せられた最大の、シーズン最後のミッションを果たすために最終第5戦、敵地に乗り込む。
ホームでは高い勝率を誇るペルージャだが、アウェーでは勝ちきれない。そんなファンが望んでいないであろう“法則”が第4戦で発動した。この日はウィルフレド・レオン(ポーランド)が12得点、アレクサンダル・アタナシエビッチ(セルビア)が11得点をあげたが、今シーズンの武器であるサーブポイントが合計2得点(ルーベは8得点)とあっては、逆境を跳ね返すことはできなかった。
ペルージャは連覇に赤信号!? いやいや、最終戦の舞台はホーム。ファンの声援が、背中を押すことだろう。
【2018-19 プレーオフ ファイナル】
ペルージャ(2勝2敗)vs.vs.ルーベ(2勝2敗)