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VNL2019男子/F6初戦でポーランドが金星

  • 海外
  • 2019.07.11

 現地7月10日からシカゴ(アメリカ)で開幕した『FIVBネーションズリーグ男子大会ファイナルラウンド』。開催地枠のアメリカ(予選ラウンド6位)のほか、予選ラウンドの上位5チームであるブラジル、イラン、ロシア、フランス、ポーランドによって争われ、ファイナル6の開幕カードでポーランドがブラジルをフルセットの末に破る金星を挙げた。

ブラジルに勝利し歓喜するポーランド

【プールB】ヤングポーランドがフルメンバーのブラジルを撃破!!

ポーランド 〇3(25-23, 23-25, 25-21, 21-25, 15-9)2● ブラジル

 2018年世界選手権男子大会決勝と同じカードとなった、ファイナルラウンド開幕戦。予選ラウンドを1敗のみで首位通過したブラジルと、今大会は若手を中心に構成しているポーランド(予選ラウンド5位)の一戦は、高い攻撃力と堅いブロックがぶつかりあう展開になった。

 

ブラジルはオポジットのバラセ・デソウザを筆頭にイオアンディ・レアルとリカルド・ソウザらスパイカー陣が猛攻を仕掛ける。対するポーランドは、キャプテンを務めるベテランのカロル・クウォスに導かれ、マチェイ・ムザイ(身長208センチ)やノルベルト・フベル(身長204センチ)ら経験の浅い選手たちが躍動し、お得意のブロックシステムを構築、ブラジルの攻撃を跳ね返す。

 

 試合はフルセットにもつれ込み、最終第5セットは序盤からポーランドが優勢に立つ。苦しくなったブラジルは終盤でバラセのスパイクアウトなど、手痛い失点が続き、黒星は遠ざかる一方。勢いそのままに、ポーランドが勝利した。

 

 今大会のファイナルラウンドでは、世界選手権優勝メンバーのミハウ・クビアクやマテウシュ・ビエニエクらビッグネームを温存。彼らは8月のオリンピック予選に向けて別で調整を行なっているとのことで、フレッシュな顔ぶれが並んだが、フルメンバーのブラジルを相手に金星。試合後、フィタル・ヘイネン監督は「若手選手たちがブラジルを倒したんだ! 明日のイラン戦のことなんて今は話したくないよ。今日の勝利だけを喜んでいたいからね!」と手放しでチームをたたえた。

ブラジルは両サイドが得点し、ミドルブロッカーのイザキ・サントス(写真中央)のクイックも冴えたが…

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アメリカはホルト(写真右端)が攻守で活躍

【プールA】母国でアメリカがフランスを下し白星発進

アメリカ 〇3(25-16, 25-22, 23-25, 25-21)1● フランス

 予選ラウンドは6位通過ながら、途中でマシュー・アンダーソンが合流するなど、母国でのタイトル獲得のために“ファイナルラウンド仕様”で臨んだアメリカ。この日は、ミドルブロッカー陣が奮闘した。マックスウェル・ホルトが両チーム通じて最多8本のブロックポイントを含む17得点をマーク、デービッド・スミスも4本のブロックをあげるいぶし銀の活躍を見せて、3−1の白星発進を飾った。

 対するフランスはビッグネーム不在の中、ジャン・パトリが17得点と健闘した。

チームをリードしたパトリ(写真中央)

8月の東京2020オリンピック予選に向けて、各チームとも強力なピースがココで生まれるか。また、アメリカやブラジル、イランはこの大会でタイトルを獲得し、予選に弾みをつけられるか。ネーションズリーグ男子大会2019ファイナルラウンドは現地から、月バレ編集部のGUCIIがお届けします☆

 

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