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春高2025

VNL2019男子/F6はポーランドが通過一番乗り

  • 海外
  • 2019.07.12

 シカゴ(アメリカ)で行われている『FIVBネーションズリーグ男子大会ファイナルラウンド』は現地7月11日、プールBのポーランドとイラン、プールAのロシアとフランスが対戦した。前日、ブラジルから金星を挙げたポーランドがイランに逆転勝利を収め、セミファイナル進出を決めた。一方、フランスはプール戦の成績を0勝2敗で終えて、ファイナル6敗退となった。

両チーム通じて最多24得点をマークしたベドノシュ(コート奥)

【プールB】ポーランド強し!! 無敗でセミファイナルへ

ポーランド 〇3(21-25, 25-18, 25-20, 25-22)1● イラン

 前日にブラジルから劇的勝利をあげたポーランドと、今大会で快進撃を続けて予選ラウンド2位通過を果たしたイランとの対戦に、両チームの大勢のファンが駆けつけた。スタンドの至るところでイラン国旗とポーランド国旗が振られ、得点するたびに大歓声が巻き起こる。選手たちはもちろん、ファンたちも国の威信を懸けて戦っているかのよう。

 

 第1セットはイランの3連続得点で始まり、イランがエースのアミル・ガフールのサービスエースなどでリードを広げ、そのまま先取する。第2セットは中盤まで点の取り合いが続くが、ポーランドは判定への抗議もあり、レッドカードが提示されて(ちなみに昨日も)同点にされる展開。それでもバルトシュ・クフォレクのサービスエースで流れを取り戻し、セットカウントをタイに戻す。

 

 第3セット以降はポーランドがサーブで攻め立て優勢になり、やがてバルトシュ・ベドノシュが決定力の高さを見せて得点を重ねる。次第にブロック戦術も機能し始めると、イランに打つ手なし。ポーランドが逆転勝利を収め、2勝0敗でのセミファイナル進出いちばん乗りを決めた。敗れたイランは明日、ブラジルとプール戦通過を懸けて戦う。

 

魔法のようなトスワークを繰り出したイランのミルサイード・マルーフラクラニ(写真中央)

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大会2連覇へと突き進むロシア

【プールA】ロシアが攻守で隙を見せずに完勝。フランスは敗退

ロシア 〇3(25-16, 25-23, 25-17)1● フランス

 今大会ではビッグネームを封印して臨んだチームどうしの対戦はロシアに軍配が上がった。ロシアは着実にサーブレシーブを返球し、攻撃を展開。セッターのイーゴリ・コブザルが万遍なくトスを散らし、イリアス・クルカエフが最多11得点、ドミトリー・ボルコフとイバン・ヤコブレク、ビクトル・ポルタエフがそろって10得点を挙げて、フランスに完勝した。

 フランスは2敗でセミファイナル進出ならず。ロラン・ティリ監督は「まだまだ修正を必要とするメンバーたち。この大会で経験を得ることができた」と語り、シカゴを去った。

 

フランスは今後の大会で巻き返しを図る

8月の東京2020オリンピック予選に向けて、各チームとも強力なピースがココで生まれるか。また、アメリカやブラジル、イランはこの大会でタイトルを獲得し、予選に弾みをつけられるか。ネーションズリーグ男子大会2019ファイナルラウンドは現地から、月バレ編集部のGUCIIがお届けします☆

 

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