【男子世界バレー】開催国イタリアがロシアに敗れる
- 海外
- 2018.09.23
イタリア・ブルガリアを舞台に熱戦が展開中の『男子世界バレー2018』は現地9月22日、第2次ラウンド2日目が行われた。注目のカードとなったE組のイタリアとロシアの一戦は、ネーションズリーグ王者に軍配が上がった。
相手の強烈なサーブに徐々に押されたイタリア(手前)。第2次ラウンド最終戦に必勝を期す
9月22日の結果は以下のとおり。
■E組(イタリア、オランダ、ロシア、フィンランド)
“人間山脈”ドミトリー・ムセルスキーは抜群の存在感を放った
〇ロシア 3(19-25,25-18,25-21,19-25,15-11)2 イタリア●
〇オランダ 3(25-19,23-25,25-16,25-13)1 フィンランド●
開催国イタリアと、ネーションズリーグ初代王者ロシアとの一戦は、攻勢がめまぐるしく入れ替わる激闘に。第1セットで点差をつけて先取したイタリアは、第2セットでロシアの強烈なサーブに苦戦する。ロシアはマキシム・ミハイロフとドミトリー・ムセルスキーを、イタリアはイバン・ザイツェフとオスマニー・ユアントレーナ、それぞれのポイントゲッターが点を重ねたが、最後はロシアが勝利。イタリアは今大会で初めての黒星を喫した。
オランダはフィンランドに勝ちきり、前日でロシアに完敗したショックを払いのけた。ニミール・アブデルアジズ主将は「この勝利は、オランダが世界のトップに返り咲くためのサインになるでしょう」と語った。
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