現地12月3日から8日にかけて紹興(中国)で開催された『2019女子世界クラブ選手権』。クラブ世界女王を決める戦いは、国内リーグ2018-19シーズン女王の強豪イモコ・バレー・コネリャーノ(イタリア)が、こちらも名門エジザジュバシュ・ヴィトラ・イスタンブール(トルコ)を決勝で下した。
さかのぼること1年、ナショナルチームの頂上決戦で壮絶な打ち合いを演じた2人の若きエースアタッカーが、クラブチームでも世界一を懸けた決勝でぶつかった。決勝はコネリャーノとエジザジュバシュの対戦に。コネリャーノはパオラ・エゴヌ(イタリア)がこの試合で両チーム通じて最多33得点の活躍を見せ、対するエジザジュバシュはティヤナ・ボシュコビッチ(セルビア)が力強いアタックで24得点を叩き出した。
試合はエジザジュバシュが第1セットを先取するも、2セット目以降はコネリャーノが圧倒。ブロックポイント、サービスエースで上回り、3−1(22-25,25-14,25-19,25-21)で勝利し、クラブナンバーワンの座を手にした。大会MVPはチャンピオンチームからエゴヌ、堂々の受賞だった。
<最終順位>
優 勝:イモコ・バレー・コネリャーノ(イタリア)
準優勝:エジザジュバシュ・ヴィトラ・イスタンブール(トルコ)
3 位:ワクフバンク・イスタンブール(トルコ)
4 位:イゴール・ゴルゴンゾーラ・ノヴァラ(イタリア)
5 位:イタンベー・ミナス(ブラジル)
6 位:デンティル・プライア・クラブ(ブラジル)
7 位:広州恒大(中国)
8 位:天津渤海銀行(中国)
ドリームチーム ※カッコ内は(国籍/所属チーム)
ベストアウトサイドヒッター:キム・ヨンギョン(韓国/エジザジュバシュ)、キンバリー・ヒル(アメリカ/コネリャーノ)
ベストミドルブロッカー:ゼーラ・ギュネシュ(トルコ/ワクフバンク)、ロビン・デクライフ(オランダ/コネリャーノ)
ベストリベロ:シムゲ・アコズ(トルコ/エジザジュバシュ)
ベストセッター:ヨアンナ・ボロシュ(ポーランド/コネリャーノ)
ベストオポジット:イザベル・ハーク(スウェーデン/ワクフバンク)
MVP:パオラ・エゴヌ(イタリア/コネリャーノ)