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春高2025

ITA20/21[最終節]石川所属のミラノは8位でプレーオフへ

  • 海外
  • 2021.02.13

 ボンジョールノ! 世界最高峰リーグの模様をゲームラウンドごとにお届けする『WEEKLY SERIE A』!! レギュラーシーズンは未実施だった2試合だった試合が終わり、順位が確定。まもなくプレーオフが始まります(Photo:Legavolley.it)

※ポジション表記/OH …アウトサイドヒッター、OP…オポジット、MB…ミドルブロッカー、S…セッター、L…リベロ

■プレーオフに備えよ! ミラノがレギュラーシーズン最終節を白星で締める

[MATCH OF THE ROUND]

◆《第16節》ミラノ 3-1 ラヴェンナ

(25-14,25-22,21-25,25-18)

〔2/10@ラヴェンナ〕

 延期されていた第16節(後半第5節)が実施され、石川祐希(日本)が所属するミラノとラヴェンナが対戦した。すでに両チームともレギュラーシーズンの最終順位が確定しており、ミラノは第1セットこそキャプテンMBマッテオ・ピアノ(イタリア)や司令塔Sリッカルド・スベルトーリ(イタリア)を起用するも、第2セットからはリザーブメンバーにチェンジ。プレーオフに向けて、戦力を確認する意図もあったのだろう。その上できっちりと勝利を収めた。

 

 試合はOHティネ・ウルナウト(スロベニア)がチーム最多12得点、MBヤン・コザメルニク(スロベニア)が11得点、と2019年ヨーロッパ選手権銀メダリストのペアがチームを牽引した。なお、石川は出場せず。ミラノは8位でレギュラーシーズンを終えたため、プレーオフ初戦では9位のヴェローナと戦うことになっている。

◆《第14節》モンツァ 3-0 ヴェローナ

(25-16,25-23,25-23)

〔2/10@モンツァ〕

 同じく延期されていた第14節(後半第3節)はモンツァがホームにヴェローナを迎えての一戦。モンツァは第2セット以降、サーブで効果的に相手を崩し、ブロックポイントを連発。終わってみれば、OPアディス・ラグンジラ(トルコ)が5本、MBトーマス・ベレッタ(イタリア)が3本、とチーム合計13本のブロックでヴェローナの攻撃を封じ込めた。モンツァはこの白星で6位から4位へのジャンプアップに成功。一方、敗れたヴェローナはレギュラーシーズンを5連敗でフィニッシュ。プレーオフまでに修正できるか、果たして。 

モンツァの得点頭、OHドノバン・ジャボロノク(トルコ/写真中央)のアタック

 

セリエA男子 レギュラーシーズン最終順位

1 ペルージャ 18勝4敗(勝ち点54)-

2 ルーベ 18勝4敗(勝ち点51)-

3 トレンティーノ 16勝6敗(勝ち点47)-

4 モンツァ 14勝8敗(勝ち点39)▲

5 ヴァレンティア 13勝9敗(勝ち点37)▼

6 ピアチェンツァ 13勝9敗(勝ち点37)▼

7 モデナ 11勝11敗(勝ち点34)-

8 ミラノ 11勝11敗(勝ち点33)-

9 ヴェローナ 7勝15敗(勝ち点23)-

10 ラヴェンナ 5勝17(勝ち点19)-

11 パドヴァ 4勝18敗(勝ち点15)-

12 チステルナ 2勝20敗(勝ち点7)-

※勝敗(勝ち点)。記号は前節からの順位推移

 

なお、レギュラーシーズンの最終順位を元に、プレーオフの組み合わせが決定した。

<2020/21スーペルリーガ プレーオフ予選:組み合わせ>

ミラノ(8位)vs.ヴェローナ(9位)

モデナ(7位)vs.ラヴェンナ(10位)

ピアチェンツァ(6位)vs.パドヴァ(11位)

試合は全3戦のうち、2勝先勝。初戦は現地2月21日に実施される。勝利した3チームが、レギュラーシーズン上位5チームとのプレーオフ本戦・準々決勝に進出する。

 

(責任編集:GUCII<坂口功将>)

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