1月24日(金)、国立代々木競技場第一体育館(東京)にて2019-20 V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN(V1女子)V・ファイナルステージの前日記者会見が行われた。
いよいよ大詰めを迎える2019-20シーズン。V・ファイナルステージのファイナル8を勝ち抜けた4チームが、25日(土)にセミファイナル、26日(日)にファイナルを争う(同日、3位決定戦も実施)。セミファイナルの組み合わせは、第1試合がデンソーエアリービーズvs.岡山シーガルズ、第2試合がJTマーヴェラスvs.埼玉上尾メディックスとなっている。
第1試合のデンソーと岡山はプレミアカンファレンス同士の対戦。V・レギュラーラウンドでは圧倒的な強さを見せたデンソーだが、その最終戦で同カンファレンス内で唯一黒星を喫したのが岡山だった。会見でデンソーの鍋谷友理枝キャプテンは「これまで積み重ねてきた結果が今の自分たち。一試合でも多く、みんなといいバレーボールができるように頑張りたい」と語り、対する岡山の川島亜依美キャプテンは「岡山から応援してくださるファンの皆さんの思いに応えられるように全力で戦いたい」と意気込んだ。
第2試合はこちらも同じスターカンファレンス同士の対戦で、V・レギュラーラウンド優勝を果たしたJTと、ファイナル8を持ち点0から全勝でクリアした埼玉上尾。JTの小幡真子キャプテンは「確実に取るべき1点を確実に取る。ここまできたらやるしかない、やるぞ、という気持ちです」と言葉に力を込め、対する埼玉上尾の井上美咲キャプテンも「チームメイトたちからも熱い思いが伝わってきている。この2戦を絶対に勝って、優勝を果たしたい」とタイトル獲得をにらんだ。
セミファイナルに進出した4チームのうち、過去にリーグ制覇の実績があるのはJTのみ。それだけに「この2日間はおもしろものになるでしょう」と嶋岡健治会長は語る。令和最初のシーズンに次なる歴史を刻むのはどのチームだ-。